なんとなく2011年埼玉西武ライオンズの総括

プログレフェス関係でタイミングを逃したけどCSのセカンドステージは残念な結果になりました。
シーズン中の相性の悪さが本当にそのまま出てしまった感じで。
というか本当に今年のホークスは強かったですね…。日本シリーズでは是非ドアラに仇を取ってもらいたいところですが。
ライオンズの今シーズンは怪我人が多くて立ち上がりから非常に厳しい状況が続いていましたが、最終的に良くあそこまで盛り返したと思います。一毛差でのCS進出は今後もそうそう無いでしょう。
個人的な今シーズンMVPは野手では栗山、投手では牧田ですね。栗山は片岡不在の中一番の仕事をしっかり果たし、打撃面でのユーティリティプレイヤーっぷりを存分に発揮しました。牧田は後半流石に打たれることもありましたが抑えとしてきちんと仕事をしましたね。正直レギュラーシーズン最終戦のアレを乗り越えたのなら今後大概のことは乗り越えられそうなので来年以降にも期待したいです。次点としては野手はおかわり君こと中村、投手では許さんことミンチェですかね。二人ともなんだかんだ過去最高の出来でしたよ。
逆に来年以降奮起して欲しいのが片岡と涌井でしょうか。涌井はプライベートでも色々ありましたがエースの貫禄を取り戻して欲しいところ。片岡は怪我が多かったので仕方がない部分もありますが、それ以上に打撃が「一番の仕事をしていない」ことが多かったです。早打ちポップ王が直らないのであれば来年以降も1番は栗山かな…?
オフには大きな動きとして帆足と中島の移籍問題もありますがメジャー挑戦の中島はともかく帆足は是非引き止めて欲しいところですね。そして来年の新人も面白そうな面子が揃っているので今年の牧田、秋山のような逸材が出てくるのを期待したいです。そして来年こそは1位通過を!

イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティバル3日目

そんなわけで三日目。2時間を2本、間に30分の休憩で今日も結局22時半すぎでした。

  • Osanna

前半はバンド単体で、後半はオーケストラ(半分だけど)も交えて名作「ミラノ・カリブロ9」の完全再現。そのため途中入れ替えが入ってちょっと聞く側としても気が抜けてしまった感が。観客の反応もあまりよく無かったかも?個人的には前半の方が良かったと思う。

  • PFM

今回は初日と違いオーケストラを交えて。ということで曲目も通常のPFMの曲に加えてクラシックのアレンジもかなり多かった。ロミオとジュリエットを入れてくるあたりはさすがイタリアという感じ。「人生は川のようなもの」「Celebration」などの定番もしっかりと。ただ、予想以上にオーケストラが前面に出ていたので賛否あるかも知れないですね。正直一日目を見てると比較で良いのですが三日目しか来ていない人の感想も聞いてみたいかも。

  • 総括

始まる前は全体に値段が高いだなんだ言われていましたが結局三日ともトータル4時間半の超ボリュームで十分満足できました。ドリンク代500円はまあチッタなので仕方ない…。バンドのチョイスについても色々意見はあると思いますが現役で活動しているバンドが少なくなった中これだけの面子が来日してくれただけでもありがたいことです。なんか春もやるそうですが是非ニュートロルスあたりも呼んで欲しいですね。現時点で既に春も来る気マンマンのバンドがいくつかあったようなんですがもうオファーとか出しているんですかねえ。
とりあえずチッタと両国はマイクッション必須。ちぃおぼえた。

イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティバル1日目&2日目

2日分まとめて。どちらも4時間半という長丁場でしたが素晴らしいライブでした。初日は3列目でステージが近かったけど音響的には二日目が中央だったのでそちらが圧倒的に良かったです。

  • THE TRIP

一日目一番手。フリオ・キリコがアルティ結成前にいたバンドということで彼は二日目のアルティと掛け持ち。ギターも入れて初期の編成に近い。短時間だけどしっかりドラムソロ入れてくるキリコ。それに影響されたのか一日目は3バンドともドラムソロパートあり。PFMはデュオだったけど。

  • PFM

一日目三番手。前回のプログレフェスとは違い屋内ということで大画面ディスプレイを使い映像とあわせてのライブ。そのため全体にインスト曲が多めでセカンドドラマーの人の出番も少なかった。それでもアンコールの「Celebration」だけであれだけ盛り上がるのはある意味ズルい。

  • IL BALLETTTO DI BRONZO

二日目一番手。構成はEL&Pスタイルだけどほぼキーボード&ヴォーカルのジャンニ・レオーネのワンマンバンドという感じ。このジャンニは音楽性はキース・エマーソンに近いけれどグラム・ロック的な要素も持っていて面白い。オルガン、モーグ、シンセというこのジャンルにしてはシンプルな構成でゴリゴリ弾いていて面白かった。時間が短かったのが残念。

  • arti&mestieri

二日目二番手。今回一番声援が大きかったと思う。会場のお目当てはもちろんフリオ・キリコ。ただ、他のメンバーも技術力が高いし曲の構成も素晴らしいし間違いなくPFM以外ではトップクラスだと思う。今回の演奏もすごく良かったです。現在新アルバムを作成中で元キング・クリムゾンのデヴィッド・クロスなども参加するとかなんとか。

  • GOBLIN

一日目二番手&二日目三番手。ツインキーボード編成にかなりメタル寄りな(見た目的にも)リズム陣で非常に分厚い音を出していたと思う。アルバム「Roller」を中心に「Suspiria」や「Phenomena」などヒット曲満載。二日目は映像付だけど原作映画そのまんま流すのはどうかと思います(ほぼ全部ホラー映画なので)。アンコール後観客席の方に降りてハイタッチして戻ってこないマッシモとそれを見て全員で戻ってきてマッシモを呼び戻しアンコール2回目に入ったのは涙モノ。明らかにイレギュラーなのにメンバー皆でサインに応じたり本当に良い人たちでした。今回は正直この人たちを見られただけでも行った価値はあったなーと。

  • 余談

海外アーティストは大体皆川崎は東京という認識らしい。

来週はイタリアン・プログレ・フェス

11月5日分はチケット完売したみたいですね。残りもわずかとなっているようです。
でもネットだと高すぎて買ワネーヨという声が随分多い気が以下略。立ち見席が13000円ってのは流石にどうなんでしょうねえ…。
まあなにはともあれそこそこ良い席が取れたので楽しんできたいと思います。
後は免許更新も行ってこないとね。

ジョン・ウェットン「Raised in Captivity」

UKZもASIAも活動していない中久々のソロ新作。来日公演も既に決定しています…がどうするかなあ。
ASIAなどでも思うけどやはり病気をした後の声質の悪化がひどいこと。それに加え今回はYESなどにもかかわったビリー・シャーウッドのプロデュースなのですが、彼は全体にロック寄りでどちらかというとメロディを重視する所謂「ウェットン節」にあっていないこと。その辺もありどうにも旧来からのファンとしては評価しがたい出来。ウェットン節はダウンズあってこそ…というのは語弊があるかもしれないですが長年のパートナーであるダウンズはやはり特別なんだなあと再認識させられました。
そしてアマゾンも評価低いし結構皆同じことを考えているんだなあと。

WWE「Hell In A Cell」

PPVで視聴。やっぱり前回との間隔が2週間しかないのはシナリオ的に厳しいなあ。そして次のVENGENCEまでも3週間しかないので必然的につなぎの扱いになってしまう感じ。
今年下半期に入ってからのWWEはヴィンス・マクマホンとHHHの権力闘争というストーリーを軸に現場がそれに振り回されるという形が続いており、このPPVもその過程ということで大混乱となりました。
試合自体は結構良いものも多かったと思いますが。シェーマスVSクリスチャンにしろエア・ブーンVSスワガー&ジグラーにしろ実力が拮抗しているのでもっとじっくり見たいところ。逆に期待されていたシン・カラ対決は全然ダメで、観客からもツマンネコールが起きる有様。両者ともマスクをしている上に照明を意図的に落としているせいで凡ミスだらけでした。
メイン戦については結末まではしっかりやったもののその後は前週のRAWで解雇されたミズとRトゥルースが乱入して警察沙汰に…*1。二人にマジギレして殴りかかるHHHさんマジ大人気ない。
しかしミズは本当に今年に入ってから王座陥落→弟子に裏切られる→解雇→逮捕ととんでもない転落人生になってきていますな*2。余談ですがJ-SPORTSだと同時刻のRAWでそのミズが明るくWWE放映開始10週年のメッセージを語っていてずっこけたりします。彼は米本国でもそうなんだけど常にヒールの癖にCM上の扱いはベビーと同等なんですよね…。それだけ良いキャラクターではあるんでしょうけど。

*1:あくまでストーリー上のお話

*2:繰り返しますがあくまでストーリー上のお話