WWE「Extreme Rules」

簡潔に。王座戦+メインはかなり昔のWWEのノリで楽しめた。ただ、PG的に色々どうなの?

  • シェーマスVSダニエル・ブライアン

WMの再戦。単純につっかかって行くシェーマスとさまざまな策で迎え撃つブライアンという構図。1本目反則取られてまで腕を攻めるブライアンは流石。だがシェーマスが根性でそれを跳ね返して逆転勝利。
この二人意外と相性は悪くない気がしてきた。次にシェーマスが相手するであろうアルベルト・デル・リオも似たタイプなので面白そうだ。

日本に馴染みの深いレスラー同士であり、どちらもハードコアのキャリアがあるレスラー。ガッチリかみ合った良い試合だった。ただジェリコはまだ本調子でない気もするが。その一方で双方の体力のなさをジェリコがうまく挑発芸でカバーした感もある。放送席のカバーをスラムで叩き割ったりウォールオブジェリコを消火器噴射で逃れたりパンクのアイデアが光った試合。後酒飲もうとしたらどつかれて(´゚ω゚):;*.':;ブフォ!ってなるジェリコに笑った。

このタイミングでなぜこの試合をこの形式で組むのか。色々ともったいない気がする。レスナーがスポット参戦だとしてももうちょっと別の時期があった気がするんだけれど、その辺はシナ側の都合なのだろうか。映画撮影とか。
試合自体は開始直後からレスナーが格闘技スタイルで飛ばしたこともあり、近年のWWEでは極めて珍しいセメントファイトに。通常WWEはPGの関係で流血シーンは映せないのだが、今回ばかりはそういう訳にはいかなかったようだ。試合時間自体は短かったがシナの試合の中では5指に入る内容だったと思う。まあレスナーに引っ張られてシナほとんど何もさせてもらってないけどな!この辺がシナというレスラーの限界な気もするし思い切って半年くらい休ませると良いと思うのだが。