プログレッシヴ・ロック・フェス2012

行ってきました。今年で3回目となるプログレフェス。今回はゴブリン、ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター、バークレイ・ジェームス・ハーヴェスト。
一番手はBGH。シンフォニックロックとビートルズの融合って触れ込みですがそれってもしかしなくてもイエスじゃんとか思ったり思わなかったり。実際音楽もイエスをマイルドに、わかりやすくしたような感じでした。今回のメンツの中ではある意味一番ロックらしいかも。
二番手はVDGG。ほとんどの今日がツインキーボード+ドラムスという変則構成で、その中でのキーボード二人の掛け合いの緊迫感がすさまじい。生演奏ならではの素晴らしさでした。
トリはゴブリン。前回イタリアン・ロック・フェスの時から野外ということを考慮してか大分セットリストを弄ってあったように思える。Rollerがなかったのは意外と言えば意外。前回同様良い演奏でしたが時間が押していたためかアンコールなしだったのは残念でした。
去年、一昨年はそこまで気にならなかったのですが、今回はタイプの全く違うバンドを三つ並べたせいか、特に「VDGGだけ聴ければ良いや」な人が結構いたように思えます。というかゴブリンの前に帰ってたし。その辺は来年以降の課題ですかねえ。首謀者であるストレンジデイズ岩本氏は「10回目までやりたい」と語っていましたがネタがどれだけ続くのか(演奏者とオーディエンスの年齢的な部分含めて)というのは若干不安が残る公演だったと思います。