2012年シーズンの埼玉西武ライオンズを振り返る

いやまだ終わってないけど。今年は開幕こそ去年以上のグダグダっぷりで大変心配したものですが、終わってみれば優勝こそ逃したものの上位に食い込み、このままいけばCSは出ることが出来るでしょう。
でも、結構ファンにはフラストレーションの溜まる部分もあったのではないかと思います。

  • 元凶その1:涌井の大不調

そもそもは開幕のコレ。これが無ければもっと楽なシーズンが送れていたはず。無論これがきっかけで彼が抑えに転向しすっかり「俺達」の発動率が下がったのは喜ばしいのですが、やっぱり先発陣の牧田が13勝で勝ち頭ってのは寂しいです。

  • 元凶その2:リーグワーストの内野守備

これも怪我人が多かったりなんだりはあるんですが流石にちょっと目に余る。ナカジを筆頭に浅村、ヘルマンまでで既にシーズン44失策(他も含めればもっといく)。これだけで実に3試合に1回はエラーしているという。お前ら岸くんに土下座しろ。

  • 元凶その3:そもそも怪我の多すぎる野手陣

ここしばらく不動だった1番〜4番が怪我が多く、片岡に至ってはほぼ全休というのはやはり厳しかったと思う。終盤ここ一番で栗山、ナカジが脱落したのもかなり痛い。

  • よかった所とか

牧田、秋山の二人が既にチームトップクラスの選手に成長してきているのは評価できる点。特に秋山の守備力については既にリーグトップクラスの声もあるほど。外野は本当鉄壁なんだ、外野は(栗山が出られる前提だけど)。
個人的に銀ちゃん改め炭谷はずっと応援しているのだけど去年ぶっ叩かれたリードに関しては大幅に改善したと思う。それに加え鉄壁のブロックに強肩と守備に関しては申し分なし。その代償として打率がものすごい勢いで下がっているのだが。まあ今年は犠打は頑張ったし…ね?
まだ後4試合、それに(多分)CSもあると思いますが終わりよければ全てよしにして欲しいものです。
で、ナカジは来年もいるんだよね?