PS4版ボーダーブレイク初心者のためのパーツ講座(導入編)

自分にあったアセンをみつけるために

この記事はボダブレのアーケード版をやったことがないけどPS4版で初めてプレイしていたい人に向けたメモ書きとなる。アセン組んでみたいけどそもそも何を知っておけばいいのかわからないという人の指針になればと思う。

基礎の基礎~そもそもアセンの要素って何がある?~

ボダブレの機体であるブラストランナーは頭・腕・胴・脚の4つのパーツからできている。搭載できる武器は4つの兵装ごとに4種類の武器をマウントできる。加えて機体機能を拡張できるチップがあるが本記事では基本的には割愛する。理由はアーケードと大幅に仕様が変わって未知数の部分が多いことと入手が当初予想より困難なことだ(ボーダーを入手した上でそのレベルを上げる必要があり、課金要素が高くなっている印象)。

アセンのキモ「重量」を知ろう!

ボダブレのアセンは手持ちのあらゆるパーツを組み合わせることができる。だがそこに制約はないのか?実はただ一つの大きな制約がある。それが脚パーツのパラメータの一つである重量耐性(=積載重量)である。

幻の珍獣「シュラゴン」

この話題は避けては通れないだろう。そこ、この話がしたかっただけだろとか言わない。アーケード版稼働初期にある人が考えた。「装甲の高いパーツで上半身をガチムチに固めて脚は最速の脚にして火力の高い重火力兵装にしたら強いんじゃね?」彼の組んだアセンは脚に当時再軽量だったシュライク、頭・胴・腕に当時最硬だったヘビーガードを組み合わせたものだった。その結果生まれたのはブースターを全開に吹かしても他機体の歩行にすら追いつけない珍獣だったのだ!

積載超過という唯一の制約

上記は半分以上都市伝説ではあるのだが、ネタとしては広く伝わっており、PS4ロケテでもシュラゴンの姿自体はちらほら見かけることができた。シュラゴンが結局ネタとなってしまったのは言うまでもなく軽量なシュライクの脚パーツが多大な積載量に耐えられなかったことである。ボダブレの脚パーツには前述の通り重量耐性というパラメータがあり、ランクごとに積載重量の上限が設定されている。この上限を超えると移動速度が急激に低下していくのである。この概念はアセンの唯一の制約であると同時に基本となるものと言える。

アセンは脚から

ツイッター上でアセンを組む際にどこから?というアンケートを見かけたことがある。やはりというか脚がぶっちぎりで一位だった。ボダブレは様々なプレイスタイルが許容されるが、プレイスタイルごとに適した速度がある。まずはその速度にマッチした脚を見つけ、その上に重量耐性が許す範囲でパーツを積んでいくのがアセンの基本である。

重量増の原因を知ろう

あくまで一般論だが、ボダブレについては「硬ければ硬いほど重い」という法則がある。むろん硬さの割に軽いものもあるが、そういうパーツは大体他の機能が控えめになっているものである。この辺の詳細は次回以降機会があれば触れたい。また兵装ごとに武器の基本重量にはかなり差があり、強襲と遊撃は軽いパーツが多い反面、この二兵装ベースで重量ギリギリのアセンを組むと支援は多少の超過、重火力は大幅超過となりがちである。もちろん優秀な武器は概して重くなりがちである。自分が乗りたい兵装というのもある程度頭の片隅に置いておいた方がいいだろう。

自分のプレイスピードに最適な脚を探そう

PS4から入ったプレイヤーはまず手に入れた脚ごとに重量超過しないパーツを載せてみて1人用モードで足回りを試してみることをお勧めする。各兵装ごとでの動きの違い、戦闘やコア凸など色々試しているうちに自分のしっくりくる速度感や、この脚なら自分の求める速度と火力、または速度が両立できるかどうかが次第に見えてくるはずだ。その上で次回以降紹介する各パーツの特色を理解することで自分に適したアセンが組み立てていけるはずだ。
(続くかは不明)