PS4版ボーダーブレイク初心者のためのパーツ講座(重火力兵装編)

火力で敵を粉砕する制圧役

今回は重火力兵装の装備を紹介する。重火力の一番の役割はなんといってもその火力でプラント戦を制圧することだ。重火力に乗る以上常に最前線のプラント戦に参加し(中央プラント=最前線ではない。中央が取れればその先のプラントを目指してくべきだ)、ラインを押し上げることが求められる。

重火力武器について

重火力の主武器は強襲に比べて火力とスタミナに優れるが、欠点もある。重火力の主武器にはオーバーヒートゲージというものがあり、射撃し続けるといずれオーバーヒートしてしまう。オーバーヒートすると復帰までには時間がかかるためゲージが一杯になる前にいったん射撃を止めて冷却する必要が出てくる。もともと射撃し続けると集弾性が一気に落ちてくる武器が多いので適度にトリガーから指を話して射撃を止めてやるのが良いだろう(指切り射撃という)。副武器は各種爆発物、補助武器はダメージはないが敵にデバフを与える手投げ弾か杭打機・チェーンソーといった浪漫あふれる格闘武器。特別武器はこれまた浪漫度の高い支援火力武器やバリア・俗にいうファン〇ルまで多彩なラインナップが揃う。

機関銃(主武器)

強襲のサブマシンガンに相当する基本的な武器。射撃精度・反動が全体に大きく取り回しはあまりよろしくない。また重火力武器の中ではかなり射程が短い部類であることは覚えておきたい。

お勧め武器:ウィーゼル・コロナ(★2/OH火力25,344→28,219/秒間火力5,280→5,544)

系統中もっとも集弾性と反動に優れる。重量の問題もあるため他兵装と兼任するならこれか初期を使うと良いだろう。

ガトリングガン(主武器)

ガトリングガンは重火力の代名詞ともいうべき武器だ。機関銃に比べて高い速射力と射程、集弾性を持つ反面激烈な反動を持つ。また、大きな特徴としてトリガーを引いた時点で銃身の回転が始まり、既定の速度に達するまで弾が出ないというものがある。そのためとっさの遭遇戦ではこの空転がネックとなりがち。トリガーを適度に引いて銃身を回転させつつ弾が出る直前で離す空転管理はこの武器を持つなら覚えておいて損はないだろう。

お勧め武器:GAXエレファント(★1/OH火力29,865→32,616/秒間火力5,333→5,547)

ガトリングと言えばこれ。一発当たりの火力が高く、反動制御ができれば狙いもつけやすい。精度が非常に高く遠距離を狙撃しやすい初期のGAXガトリングガンとは明確に性質が異なるのでこちらは近距離での撃ち合い向けとして使い分けることになるだろう。

ロケットランチャー(副武器)

着弾すると爆発するロケット弾を発射する。ロケット弾は飛距離が長くなると重力に引かれて弾道が下がっていくので遠くを狙う場合その分上を狙う必要がある点に注意したい。なお連射タイプのサワードカスタムが別系統スクラムバスターに分離されてそのうち実装予定のようだ。

お勧め武器:サワード・バラージ(★1)

1トリガーで三発弾が出るいわゆる三点射タイプ。ロケットで三点射というのもなかなか理解しがたいのだがセガはこの手の武器が大好きなようで、この武器を皮切りに三点射榴弾砲やら五点射狙撃銃やら果ては六点射リボルバーピストルまで変態武器が実装されていく。さておき、この武器が初心者向きなのは爆風が小さいものの三発バラ撒くことで面制圧できることだ。特にプラント戦で相手が複数いるような場面では役に立つだろう。当てにくい時はジャンプして相手の足元を狙うのがお勧めだ。

プラズマカノン(副武器)

ロケットランチャーと似ているがこちらはニュード属性込みとなる。ロケットランチャーに比べると弾速が早く、重力の影響を受けにくい。一方で初期型以外は総じて爆風が小さく、「相手に直撃」させることで最大の力を発揮する武器となっている。

お勧め武器:プラズマカノン(★1)

プレイヤーレベルで配布される。単発の威力こそ控えめだが12発という総弾数、速い弾速、系統上位の爆風とあってネット上でも大体一推しされる初心者向け武器である。最初は足元を狙って敵を削り、慣れてきたら直撃にチャレンジしてみよう。

AN手榴弾(補助武器)

爆風があたった敵機の防御力を下げる特殊な手榴弾。重火力補助武器の各種デバフ手榴弾は誤射が存在しないのでプラントでの混戦に参加する前にまず投げると良いだろう。デバフがかかった敵機が撃破されると投げた本人にもポイントが入る。なおこの系統、★の数が増えるほど重量が軽くなるので重量がカツカツなようなら上位が手に入った時点で乗り換えを検討したい。

重装砲(特別武器)

武器を選択すると射撃準備の態勢になり、トリガーで放物線上に砲撃を行う。飛距離はかなり長く、高所からであれば数百メートル先も狙うことができる。後述の榴弾砲と比較すると射線が通れば天井の有無関係なく射撃でき、むしろ閉所では鬼のような強さを発揮する。難点としてはどうしても視界が開けた場所でしゃがむ時間が長くなることで、榴弾砲と比べても射撃中に狙撃等に頭をぶち抜かれる率が高い。相手の動向を良く見極めて使おう。

お勧め武器:タウル重装砲(★1)

高レアのモノセロス以外であれば威力的にこれが一番扱いやすいだろう。重火力の本分はやはりプラントを踏むことなので適度に撃ったら前に出ることをお勧めする。

榴弾砲(特別武器)

武器を選択るうと射撃準備の態勢になり、マップ上から砲撃位置を指定すると射撃が開始される。砲弾は頭上で一定高度に達すると謎技術で指定位置にワープして降り注ぐ素敵武器である。物陰に隠れながらでも撃てるのが長所だが自分の頭上または着弾点に構造物があるとそちらに当たってしまうのが難点。特に自分の頭上の天井が低いと即自爆もありえる(警告は出るが)。また着弾までのタイムラグがあるため戦局を読んで使用しないと誤射で味方に迷惑をかけがちなので注意しよう。そもそも後ろから榴弾を撃っているだけでは仕事をしているとはみなされないのでこちらもあまり砲撃に夢中にならないように。「榴弾は占拠してくれない」という警句は至言である。

お勧め武器:タイタン榴弾砲(★1)

こちらも初期型が一番取り扱いのバランスが良い。攻撃対象のプラントの奥半分や前線のリペアポッドを狙って撃っていくと良いだろう。また長い射程を活かして味方偵察機であぶりだされた敵索敵センサーを破壊するのも榴弾砲の重要な役割である。

重火力のアセンについて

前線での戦闘を最重視する

重火力の役割はすでに何度も書いている通り最前線で戦闘することである。そのために武器は火力重視で選ぶ必要があるし、そうなると必然的に重量もかさんでいく。中量または重量機で組んでいくことになるだろう。頭は装甲とロックオン、腕は武器変更と反動制御を重視したい。これは重火力はマガジンあたりの弾数が多くリロードの機会が少ない代わりに時間が長くなるためで、リロードに入ったら即座に他の武器に持ちかえる方が良いのである。胴は最近ではブースター重視になる傾向。脚はこれらを踏まえて超過がでない範囲でダッシュが早いものを選ぼう。

余談:重火力の心得~自爆は友達、誤射は敵~

重火力は爆発物を大量に取り扱うため自爆と誤射はどうしてもつきまとう。ポイント的なペナルティはもちろんのことだが、誤射は大概味方機のノックバックを伴うため、それが原因で撃破される機体がいることは常に意識していきたい。悪質な場合は当然運営側からのペナルティもあるので注意が必要だ。プラント戦で相手を巻き込んでの自爆は勲章だが誤射は決して誇れるものではないことは覚えておきたい。