PS4版ボーダーブレイク初心者のための雑学講座(極地観測所セクター9~軋轢の天望坐~)

βテストに続きランクマッチで公開された広大なマップ

極地観測所セクター9はアーケードのXの目玉となるマップで、実装時期を考えてもかなり上級者向けのマップである。実際アーケードでも下位戦で開催されることは少ない。
最大の特徴はロケット発射にまつわる一連のギミックで、α陣営のAプラント裏から発信した打ち上げ台がゆっくりEプラントまで移動し、最終的に打ち上げが実際に行われる。カウントダウンがちゃんと聞こえる他、発射するロケットの真下にいると容赦なく溶けるので注意が必要だ。このギミックのために中央はレールが通っており、その関係で他のマップと比べても非常に特徴的なリスポン位置となっている。今回はそのリスポン位置に注目してみよう。

中央プラントと第二プラントのリスポン位置を知ろう

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黄色がα陣営、紫がβ陣営でそれぞれの第二プラントおよび中央プラントのリスポン位置となる。注目して欲しいのはいずれも本来のプラントから大きく離れていることだ。このようなマップは全マップ中でも数少ない。特に第二プラントのリスポン位置は遠いだけではなく遮蔽物などでプラントの状況が直接把握することが難しい場合があるため要注意となる。

Cプラントはあると便利だが維持する必要はない

これはリスポン位置的に第二プラントからリスポンすることで再奪取が容易なためだ。Cからリスポンするメリットはもちろんあるがそのために四方からクロスファイアされるCプラでデスを積み上げる必要は全くないだろう。

開幕の行動を明確にしよう

上記の理由もあり開幕は特に敵コアに向かう敵が多くなる。Cプラントや第一・第二プラントの占拠はもちろん大事だが、コア凸を開幕に防ぐことができれば試合全体を大きく有利に運べるだろう。
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α陣営は北の海岸沿いから抜けてくる敵をトンネル付近で迎撃する

北側の赤×になる。開幕プラントを占拠していると間に合わないので2人くらいは直接向かう必要がある。完全に阻止できなくてもここで敵の戦力を削っておけばコアまで到達されても被害を抑えることができるだろう。

β陣営は全員Dプラントに向かってしまうと南周りの防衛が苦しくなる

1人か2人Eプラントから南の赤×付近を抑えるようにしたい。遮蔽物が非常に多く敵をみつけにくいため遊撃の偵察機があると良いかもしれない。

中盤以降は中央プラントのリスポン位置を利用して敵の裏を取る

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α陣営の場合は北側からDプラントの奪取またはそこを抜けてのコア凸が目標となる。β陣営はBプラントも視野に入るが強襲は占拠するくらいならコアに向かった方が安定するだろう。難易度は高いが敵側第二プラント付近まで戦線を押し上げることができれば双方逆側のコア凸ルートがオープンになる。一気に勝負をつけることができるだろう。Cプラントの攻防にこだわらず前に進むことが重要だ。

支援の索敵は上記の裏取りを阻止するよう意識する

リスポン位置の関係上双方自分たちの第二プラントの状況が把握しづらく、防衛も難しい。そのためα陣営は南ルート、β陣営は北ルートを意識してカバーする必要がある。また、ベース付近の遮蔽物が双方非常に多く、搦め手のルートもあるため一人が第二プラント付近のラインを索敵する場合はもう一人は第一プラントのラインで索敵するのも有用だろう。

遊撃の索敵は無闇に前で使わない

ポイントだけを考えて中央プラントや第二プラントでリスポンしてすぐに索敵する遊撃が多いがあまり有意義とは言えない。敵が抜けてくるのを警戒するべきは逆側のラインであることが多いからだ。また、上記で説明した通り第二プラントの索敵ラインをかいくぐられると第一プラント付近での捕捉が難しくなる。そのような場合は遊撃の索敵が必要となるため偵察機は基本的に温存するべきだろう。

コア防衛は少人数で

基本的には単独のコア凸であれば2人までで防衛をしたい。第一プラント付近でかくれんぼされてその間ガンガンラインを上げられてはたまったものではないからだ。逆にコア凸する場合は3人以上防衛が釣れるようであればカタパルトなどでかく乱を試みても良いかもしれない。

まとめ

結局凸屋が多い方が勝つと言われがちなマップだがポイントを押さえれば現在の環境では防衛は十分可能だ。マップの特性を理解した上で相手の動きを封じていこう(大体αはなんとかなる。βは知らん)