アイドルマスターシンデレラガールズ 7th 大阪公演感想

7thライブツアーお疲れさまでした

大阪は初日は現地、二日目はLVでの参戦。今回は本当にチケット争奪が厳しく、二日目現地落選に加えLVも先行は落ちたりと散々だった。最終的になんとかホームでのLVをとれたのは良かったが。今回は生バンドということでやはり期待値は大きかったのだと思う。

セットリスト



個別の話はまた機会があれば。前に色々心配事を書いたが全くの杞憂で、コンセプトに振り切った上でソロ曲パート自体すら必要最低限に抑えてきた。その上でとにかく生バンドでこれはいける!という曲を集めてきたのは素晴らしかったと思う。ソロ曲での不満はそもそも枠がなかったので仕方ない部分はある。それ以外だとJttFをやらなかったのが意外なくらいか。ロキエモも好きだけどロキエモの枠に入れても良かった気はする。まあ某所で言われていた「他に入れたい曲もあるけど今回削るところが一切ない」という感想が全てではないかと。そんな中でバンドライブではよくある「中間のアコースティックパート」に破壊力抜群の曲群を入れつつその後バンドメンバーの休憩タイムとしてシーズンズの未消化やプリコネコラボ用新曲、ゲストパートを入れた構成の上手さが光っていた。両日トリの付近にカバー曲を入れる構成は幕張、名古屋と変わらないんだけどそこにHOT LIMITと紅を入れてきたのは予想を裏切らないなあと。この2曲は本当生バンドで聞くことができたのがうれしい。

生バンド

当たり前だけど作曲家が演奏しているわけで、MCで作曲家を誉め殺しながら演奏してもらうスタイルは面白かった。いや普通バンドって作曲した人がやるもんだけど。IMAJOさんを始めメンバー全員高い技量を持ち演奏でもそれを見せつけていたが基本的に見た目的には裏方に徹するスタイルはとてもよかったと思う。
バックが生バンドに変わることの難しさというのはアイマス10周年ライブの時の佳村さんのエピソード聞くとわかる通り特にアーティスト路線やっていない声優さんには色々あるらしく、今回も結構なベテランでもたまに音程が迷子になっていた(初日のTFでズレたのに残り二人が連鎖させて結果的につながったのは見事)がその辺も含めた本当の意味でのライブ感というのはむしろ生バンドの面白さであるし、これを機会にプロデューサーももっとロックのライブとか聞いてみて欲しいと思う。また生バンドになったことでアンコールのお願い!シンデレラのフリータイムにバンドとの絡みという新たな可能性が生まれたのも面白い。IMAJOさんの予備ギターパクったりシンバル叩かせてもらったりというアクションはまさに生バンドだから生まれた新境地。
アコースティックパートはアレンジも演奏も素晴らしかったしこのバンドも今回一発で終わらせるのはもったいないのでこのメンバーで1枚アルバム作って欲しいなあ。Dance To Danceが既にあるのでRock To Rockとかでもいい(会場限定はNGな!)。

現地とLVと

現地は席がバックネット裏最後尾だったので、立地的にはステージ真正面で音を聞くのには最高の場所だった。ただし人は全く見えない。音響に関しては通常のロックバンドのライブに比べると全体にバンドメンバーの音は小さめだがしっかりと音の圧力が響く感じ。ただしそれでもドームという環境上反響の強さがありキーボードやベースは聴き取り辛さがある。またボーカルも油断するとバンドの音量に押しつぶされるので特にキャラ的に声量を出せない桜咲さんとかは若干辛かったかなあと思う。この辺はLVの方が性質上全体に音響が良く、初日全員で歌うとボーカルが潰れて聞こえていた部分も含め、ベースやキーボードなども綺麗に聞こえて良かったと思う。とはいえこの辺は本当一長一短で、現地の音圧にLVは絶対勝てないのでそういう意味で両方行けて結果オーライかなと。ただまあLVの音はBDでもある程度近い環境になるんだよな…。

7thツアーの意義

コンセプトライブとして3公演通してやりたいことはやり切ったのは素晴らしいと思う。その上であえて言いたいのはアイマスライブの現状を考えれば今回はナンバリングしない方が良かったんじゃない?という点。評価はするけどやはり今回は尖りすぎた。円盤が幕張・名古屋・大阪とそれぞれバラ売りにしたのは賢明な判断だろう。ただNEXT LIVEがナンバリングされておらず、おそらく時期的にSS6Aなのかなあというところも含めると難しいところではある。

なにはともあれ

関係各位お疲れさまでした。そして素敵なライブをありがとうございました。まずは名古屋と大阪のアンコール上映、そして次は群馬かな!楽しみにしてます!(まだ場所決まってない)