無限のフロンティアEXCEED

クリア目前まで。相変わらず過剰なまでのネタ成分に多人数での掛け合いが楽しいです。人数が増えすぎという声もあったけれどこれでもスパロボナムカプよりは少ないわけで、森住Pとかからすればどうということはないのでしょう。
戦闘面ではFゲージ周りの仕様が大幅に変わったものの本質はほぼ変わらず。一部精神コマンドは(SP回復があるので特に)ぶっ壊れの気配もあるけど終盤はそこまで織り込んだバランスになってますね。
後は今回やりこみ要素が増えたのは良いことではないかと。まあそこまで手が回らない可能性が高いんですが。
毎度おなじみキャラ雑感。

  • アレディ

修羅の関智ということでドモンかと思えば宗介だった主人公。テッサと中の人つながりな神夜と余り絡みがなかったのは残念。というかシナリオではスタッフにも言われるほど地味。戦闘面ではリフト能力はさほど無いものの拾い易く落としにくい。また初段ガード割りかつ安定して繋がる技を持つのが大きい。必殺技2は威力こそ大きいが対象2体なのはデメリットか。精神コマンドも魂を覚えるまでは若干火力不足に感じるが気がつけば見切り、修練、さらに明らかにぶっ壊れな覇気まで完備し全く隙が無い。これぞ主人公。

  • ネージュ

色んなところにドがつくヒロイン。ある意味アレディ以上に主人公であり貴重なメインキャラ内でのツッコミ役。通常技は全体に癖が強く、特に拾いには若干の不安が残る。とは言え考えて組み合わせれば重い相手にも十分そのまま通用する。全体に終盤は素の火力が不足してくるが精神コマンド最後の一つであるド迫力がやたら強いので投入される場面も多いと思われる。そして彼女の最大の強みは特殊技のシークレットライブ。Fゲージ10%で全員に鼓舞、闘志、高揚の大盤振る舞い。とりあえず重いボスには使っとけ的な強力技。

第二の主役とも言えるコンビ。OG外伝で散々フラグを立てた挙句正式にカップリング。今回のバカップル2号。通常技は火力は高いが安定感に欠け、落とさない組み合わせを作るのは非常に難しい。必殺技、特殊技はかなり便利なのだが・・・。特殊技能・精神コマンドで熱血を乱打できる反面特殊技能による精神コマンド博打発動で手加減を引いてしまうと完全に1ターン無駄になるなど、全メインキャラ中最もハイリスクハイリターンと言える。そのため安定性を求める人にはどうしても敬遠されてしまう。合掌。

  • ハーケン

前作主人公にしてバカップル1号の片割れ。なんだかんだで一行のリーダーに納まっている当たりは流石である。今回はアシェンとともにクリティカル仕様変更のあおりをもろに喰らってしまい、弱体化した印象がある。必殺技を使う場合は素直に闘志ではなく熱血を使った方がいいと思われる。通常技は全体に安定感が増し、初段でガード貫通する技もあり使いやすい。特殊技のキャンフィールドもコストパフォーマンス良好な防御技として終盤は重宝する。その一方でランページスペクターは仕様変更で完全なネタ技と化したのが切ない。

  • 神夜

前作ヒロイン、バカップル1号の片割れ。前作で色々やりつくしたと思ったら今回不死桜が結構重要なポジションだったり。精神コマンド愛、祈り、鉄壁を標準装備し、随一のSPの伸びを見せる支援の鏡。序盤はSPが息切れし勝ちだが終盤はボス戦にはかかせない存在。SP特化にするとATKが下がる分も特殊技能で熱血がつくのでカバー可能。通常技は蓬莱の大枝が本当にCOM10%かと思うような高性能技になった反面月輪を使う系統の技がガード割り、拾い、リフトいずれの性能も低下してしまい苦しい。

  • アシェン

オルケストラアーミーに出向になった駄ロボ。そのため時々意味も無くボディスーツの色が赤くなる。どういう原理なんだ。上司ハーケン以上にクリティカル弱体化の被害を蒙ってしまい、序盤こそクリティカル補正で火力を底上げできるが、終盤は熱血・魂を覚えないことも相まって息切れ気味。せめて初段でガード貫通する技があれば・・・。また防御面も閃き習得が遅く不安が残る。賞金首戦での毒舌連打はそれなりに便利。コード・アンフィスバエナは一見の価値あり。気絶100%なのでそれなりに使えちゃったり。

  • 錫華

今回アイデンティティを脅かされているウツボ姫。巨派の余裕に対して貧派の内ゲバっぷりは異常である。前作でのかなり悲惨だった通常技は相変わらず重い敵には通じないものの大幅に改善。キックなど初撃でのガード割に適した技に加えビートもリフト性能が上がりかなり立ち回りやすい。援護攻撃にいたっては見た目、性能ともに超強化され脅威の安定性を誇るようになった。精神コマンドも相変わらずサポート系が充実している・・・のだがネージュのシークレットライブで大体代用できてしまうのが残念。追加必殺技の復活祭はFゲージ80%を消費するものの全員に復活+愛という高性能で土壇場での立て直しに使える。総じて評価が上がる反面シナリオ本筋ではかなり空気なのが悲しい。

相変わらず高性能な邪神様。さりげなく本編にも影響しそうな話を今回やっているんだけど大丈夫なんだろうか・・・。前作ほどの鉄壁っぷりは無く、通常技の安定性も若干落ちている印象。気絶、麻痺がつく技が多くガード割りもできるのでその辺はハイリスクハイリターンと割り切るべきか。精神コマンドは感応、絆、復活、祈りとサポート系で欲しいものは全てそろっているが、アンドロイドはSPがあまり伸びないため調子に乗って連発するとすぐにガス欠する。SP上昇装備は優先的にまわしたい。特殊技のスターアクションはFゲージ80%を消費するものの全員に気迫+熱血がかかる代物で、下手すれば100%使って必殺技を撃つ以上の火力となる。

ネタクイーンは今回も健在なり。今回は心のライバルである「わお!」の人のコピーもいてますます絶好調の駄狐様。通常技も一部癖があるものの重さ関係なく拾って打ち上げることができる。ガード割りだけは自力では割れないことが多いのでガード割性能の高いアルトアイゼンT-elosと組み合わせると楽になる。そして小牟の最大の特徴は必殺技2の狐主封霊。必殺技2で単体なのは小牟だけで威力も高くは無いが追加能力が恐ろしく、耐性すら無視して状態異常を強制的に1個付加することができる。そのためボス戦、賞金首戦ではとりあえず開幕に一発撃って見るというのがパターンに。ある意味今回最強のバランスブレイカー。

  • 零児

遅れて来たヒーロー。今回の登場の仕方にびっくりした人も多いと思われる。アシェンの「出待ちっすか」というツッコミには頷かずにはいられない。今回もアレディに次ぐ扱い易さの通常技を持ち、拾うのも維持するのも容易。ガード割り技も習得するが重い相手だとほとんど持ち上げられないのは難点か。精神コマンド魂を標準装備し、必殺技2の巴の型も唯一敵全体を攻撃できる必殺技なので複数出現するボス相手には大活躍できる。弱点は必中が無いことと参入の遅さくらいか。特殊技も今回全員のSPを回復するという非常に便利な技を習得。別シリーズとはいえ主人公を務めただけはある。相変わらず数少ないツッコミ役であり苦労は耐えないと思われるが、今回は参入した時点でネージュがツッコミ役に回っており、後にはエイゼルも加入するのでかなり負担は軽減されていると思われる。