イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル最終楽章

二日目と三日目に参戦。どちらも素晴らしかった。今回はどちらかというとジャズロックやクロスオーバー系が多かった印象。
やはり特筆すべきは三日目第二部のアレア。初期クリムゾン的なジャズロックに最新のタブレットを使った電子音の融合というのは非常に面白く、今なおプログレッシブロックしているのは素晴らしい。後「これまでに作った曲を全部重ね合わせる」という本当の前衛音楽みたいなのもあったり。ラストは第一部だったマウロ・パガーニが乱入しての2曲ほどセッションするサプライズが。最後の最後に本当に良い物を見られて満足。
今回のコンサートはオフィシャルブートを数量限定で作成するらしく、改めて家で聞き直せるのは良いと思う。1000枚限定とのことですが三日目は帰る時点ではもう無くなっていた模様。
一つ残念なのは三日目冒頭にチッタの中の人からの異例のお願いがあったこと。どうも二日目に禁止行為でつまみ出された人がいるらしく…。前々から撮影録音禁止は厳に言い渡されており海賊版対策として前述のオフィシャルブートまで準備していたにも関わらずこういうことが起きるのはファンとしても残念極まりない。元々来日する機会も少ないアーティストを関係各位が必死に招致している以上ファン側もルールを守ってこういうイベント自体が死滅しないようにしなければいけないのに。