PS4版ボーダーブレイク初心者のためのパーツ講座(強襲兵装編)

機動力に優れたオールラウンダー

今回から各兵装ごとの武器パーツについて色々紹介していきたいと思う。最初に紹介する強襲兵装はボダブレの華ともいうべき強襲兵装だ。強襲兵装の強みは何より他の兵装にはない機動力で、それゆえに様々なことができるのが特徴だ。大きく分けるとやることはコア攻撃、プラント戦、防衛となるのだがコア攻撃の場合は特殊なアセンになることが多い。

強襲武器について

強襲武器はやはり基本ということで取り回しのしやすい装備がそろっている。主武器にはサブマシンガンをはじめとする連射武器(セミオート含む)、副武器には各種爆発物、補助武器に近接武器、特殊武器に最大の特徴であるアサルトチャージャーとなっている。アーケードでも強襲の特殊武器はかれこれ9年これ一本であり、いかに完成度が高いかをうかがわせる。端的に言えばブーストゲージのかわりにSPゲージを使用する補助ブースターなのだが、これのおかげで他兵装が強襲兵装を追いかけようとしても基本的に追いつけない。「強襲に追いつけるのは強襲だけ」と言われるゆえんである。

サブマシンガン(主武器)

オート連射できるスタンダードなサブマシンガン。歴代強襲武器の中でも反動が小さく、軽い腕でも扱いやすいのが特徴。

お勧め武器:M99サーペント(★2/マガジン火力21,700→22,816/秒間火力4,550→5,023.2)

アーケード版稼働初期に多くの人が愛用した名武器。前二段階がなんだったのかと思う集弾性、控えめな反動、豊富なマガジン火力と初心者向けの要素が全て詰まっている。半面秒間火力については慣れてくると若干物足りないかもしれない。

速射機銃(主武器)

正直これがPS4版でいきなり使えると聞いてかなり驚いた。扱いとしては純粋にサブマシンガンを上級プレイヤー向けにピーキーにしたものだ。威力と集弾性はサブマシンガンに比べて上がっているが代償として重量が倍になり、反動がかなり激しくなっている。リロード時間も長めなのでリロードを重視したいがそうすると反動は自力でなんとかするしかなくなるのも難点。

お勧め武器:UK56速射機銃(★1/マガジン火力22,440→23,364/秒間火力4,760→5,156.6)

サーペントが引けない人には配布されるこちら。初期武器ではないが配布武器としては破格の性能だと思う。手に入れたらまずはこれに入れ替えるのがいいだろう。見ての通り火力面ではサーペントを上回っているが代償は初期マシンガンと比べて180も増える重量と射撃の安定性とリロードとなる。ただこの時点ではそこまで差は感じないはずだ。

クラッカー(副武器)

何かに接触するか、接触しないまま一定時間が経過すると爆発する手投げ弾。PS4版で初期武器に抜擢されたのはシンプルに相手にぶつけていけるので扱いやすさを買われてのことだろう。特にコア攻撃ではそのシンプルさが愛されている武器である。

お勧め武器:MK5クラッカー(★2)

特徴は系統中最大の爆風の広さ。戦闘での使いやすさなら随一だが、勢い余って自爆しないように。起爆時間も最長のため遠投可能なのも特徴である。

榴弾(副武器)

クラッカーと同じく手投げ弾だが、こちらは時間経過のみで爆発する。自爆が怖い場合はこちらの方を使うといいだろう。全体に爆発までの時間が長めに取られているため、様々な戦術が考案されているので興味があれば調べてみてほしい(特にコア攻撃関連)。コア攻撃の際はコアにぶつけても爆発するわけではないのでコアの下の皿にのせたり天井にあててコアの上に乗せるなど一工夫が必要。

お勧め武器:38型手榴弾(★1)

プレイヤーレベルで配布されるのでまずはこれで手榴弾に慣れよう。威力は若干物足りないが5個所持でき気軽に投げていけるのでプラント戦に入る前にはとりあえず投げていくと良い。

グレートソード(補助武器)

いわゆる実体剣。上位モデルであれば敵ブラストを一撃でぶった切る浪漫の塊なのだが外せば隙が多すぎて自分の撃破は免れないだろう。モデルごとに重量が大きく変動するためアセンに影響を与えやすいが基本的に剣一本で行くというのは不可能なのでこれのために他の重量を削るのは本末転倒である。あくまで「重量が余ったら上位の搭載を検討する」スタンスでいきたい。

クラッシュエッジ(補助武器)

基本的にグレートソードと同じ。違いはニュード属性がついているので自動砲台やガンターレットへのダメージが大きくなる点かと思ったらニュード属性ついてないじゃんこれ…。全体にグレートソードと比べるとモーションが素直ではないので扱うならしっかり練習しておこう。とくにクラッシュエッジIIは特殊がロングスピアシリーズに近い突きモーションになるため横への判定が大幅に小さくなるので注意が必要だ。

アサルトチャージャー(特殊武器)

前述のSPゲージを使用するブースター。アーケード版では直進のみできる系列と横にも動けるマルチウェイ系列が同じツリーに入っていたが、PS4版では直進できるもののみが現在ではラインナップされており、いずれマルチウェイ系列は別途実装されるのかもしれない。

お勧め武器:AC-ディスタンス(★2)

スタミナ特化型。なお初期は出力特化型、★3のオーバーラップはバランス型となっている(と言えば聞こえはいいのだが器用貧乏感は否めない)。ディスタンスはとにかく息切れがしづらく、相手を振り切るというよりは見つからない状態での巡航をよりブーストゲージ切れを少なくして長距離移動するのに向いている。無論戦闘においてもそのゲージ量は役に立つだろう。強化することでさらに使用時間が延びるので可能であれば強化しておきたい。

強襲兵装のアセンについて

コア攻撃用は専用のアセンを組む

基本的にはコア攻撃用には余計な重量をそぎ落とした速度重視のアセンを組むのが基本となる。ただ、これは前回の解説を読んでもらえればわかると思うが現状では敷居が高い印象がある。現在コア凸を頻繁に決めている勢はどちらかというとアセンよりはアーケードの経験で決めている部分が大きい。ダッシュ特化であるヤクシャあたりの機体が出てくると環境も色々変わってくると思うのだが…。

汎用性を求めるなら軽量よりの標準機体を

コア攻撃をしない場合は立ち回りがプラント戦よりになるため、リロードを重視した腕はあると良いだろう。また強襲は武器自体の重量が軽めなので速度を重視した脚を採用しやすい。ただこちらについても現状ダッシュの優秀な脚が実装されていないのが悩みどころ。胴はブースター重視でほぼ問題ないが、強襲は防衛でベースに帰ることを求められるケースもあるのであまりエリア移動が低いものは避けたい。頭は装甲も含め全体のバランスで検討したい。