みずほ証券が誤発注で大損害

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051208-00000015-yom-bus_all
これ誤入力した人クビだけで済むんでしょうか…?空売り用に内部的なバリデーションを弱めて警告だけにしてあったんだろうけど警告を普通に無視するあたりオペレータも重症。エラー自体に慣れることほど危険なことは無いのを肝に銘じるべきでしょう。
取り消しが効かなかったのはオペミスっていうかオペレータが業務を把握してなかったからとプログラム面での使いにくさが相乗したようですね。そちらがちゃんと出来ていれば被害額も大幅に抑えられたでしょうに。以下は朝日の記事
http://www.asahi.com/business/update/1209/060.html
より。

 コンピューター上では、「1円」で出した売り注文の価格がストップ安となっていた市場価格「57万2000円」に自動更新されていたので、取り消し注文は「57万2000円」で出さなければならなかった。ところが、みずほ側がそれに気づかず、「1円」のまま取り消し注文を出したので、取り消しが効かなかった。このため誤発注の収拾策として買い注文を出し始めた。

すっごい変なバリデーションしてそうなのは気のせいでしょうか…。
2chあたりではこの件が公になった直後やらかしたのは日興コーディアル証券であるという憶測が流れ、結果として日興コーディアルの株も大量に売りが入る事態になったようです。巻き添え(´・ω・)カワイソス。そして風評の恐ろしさを思い知らされますね。
(朝日の記事で大分全貌が見えてきたのでそれにあわせて書き直しました)