ゴジラSP最終話を見ての考察(ネタバレあり)

はじめに

今期は珍しく複数のアニメを見ていたのだが、非常に面白かったのがこのゴジラSPだ。元々Netflix配信で後追いがTVという形式になっており、ネット配信はNetflix以外にないので見直すために加入してしまったくらいには面白かった。
脚本を円城塔氏が手掛けているだけありとてもSF的な要素が強く、考察要素が多い(ただ無理に考察しなくてもいいよというメッセージ的なものも多々あった気がするのだが)作品だった。最終話を見てとりあえず何が起こったかを自分の考えの整理としてまとめておく。ちなみに現時点でTVはまだ最終話配信されていないのでネタバレされたくない人は注意。

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ウマ娘の隠しイベントについて(ネタバレあり)

というわけで最近は結構がっつりウマ娘でうまぴょいしている。元々馬券はあまり買わないけどレースを見るのは好きな人間で、特にトウカイテイオーには色々思い入れがあったりする。後はメジロライアンあたり。
そんなウマ娘はゲーム的にシャニマスと比較されたりもするが、シャニマスのオーディションと違ってノルマレースとそうでないレースがあり、ノルマレースではないところでも色んなエピソードが仕込まれている。中にはかなり重要なものもある。難易度的に厳しいものもあるが是非探してみて欲しいところだ。個人的にいくつか好きなエピソードを簡単に紹介したい。

2年目エリザベス女王杯。彼女のノルマには入っていないが対となるダイワスカーレットではノルマになっておりウオッカと対決している。ウオッカダイワスカーレットの勝負と罰ゲームの行方は…?二人の関係性が良く描かれており勝っても負けても二度美味しい。なおこのレースに出てくるダイワスカーレットはこの時点ではかなり強い部類である。

ノルマ外の2年目宝塚記念を勝利し、3年目で宝塚記念を連覇すると発生する。もうすっかり有名となってしまった未来の記憶はゲート難強制付与として再現されているので注意したい。ただし彼女の場合それすらも決してデメリットにはならないのが恐ろしいところである。

3年目有馬記念。既に全ノルマを達成している自身の道を切り開いた彼女が挑戦するのは同世代が全員集結したドリームマッチ。勝った彼女にかかってくる一本の電話…。ある意味彼女の真のエンディングと言える。個人的に最もお勧めできる。長距離適正必須となるがそれ自体難易度は高くないので彼女を育成するなら是非見て欲しい。

アイドルマスターシンデレラガールズ Happy New Yell!!!感想

  • 久々のシンデレラのライブ

今回初日のチケットは入手出来ていたのだがこのご時世のため直前で配信のみとなってしまった。ただ配信前提ということで運営側も色々な試みを盛り込んでおり興味深いライブとなった。

  • セットリスト

テーマにそって「応援」をテーマにした曲を盛り込みつつもこの1年以上で溜まりにたまった新曲を消化するという前提で両日メンバーも組まれており、ある意味でここ数年で一番周年ライブっぽいセトリになった気がする。デレステ5周年生放送のライブパートと合わせて直近で聴きたい曲は大体全部網羅されていたのかなと。また人数を抑えたことで一人あたりの歌唱回数も良い塩梅で増えていた。今回の20人強という数はおそらくベストバランスであると思うのだがこの人数で1回のライブを回すにはシンデレラは人が多すぎる。そうなるとやはり理想はメンバー総入れ替えしつつツアーになってしまうのだが…。

  • 担当に関して

よしのん役の高田さんは今回はソロ曲なしの持ち曲3曲披露+αだったが正直もうパフォーマンスが安定しきっていて安心してみていられるという感じだった。もうこれで3回目になるSunshine See Mayは言わずもがなだが今回初披露の太陽の絵の具箱が出色の出来だったと思う。ライブでやることでハモりの美しさが引き立つ曲だった。

  • 配信オンリーだからこその演出

今回は24時間生放送で使ったAR演出をスタジオではなくステージでリアルタイムで行ったのに加え、コメント機能や視聴者が画面上で振ったペンライトが演者に見える機能など実験的な要素が目白押しだった。ぶっつけ本番すぎて粗もあったが楽しめるものだったと思う。ペンライトの汎用色増やしてくれとかそもそも反映タイムラグ10秒以上あるの頑張って短縮して?とか不満はあるがその辺はアンケートに投げるとして。後一部曲でAR演出がうるさすぎる、演者より演出にカメラが行ってしまう問題は通常のライブでも現地でしか見られない演出は多いのでそこを配信オンリーで拾おうとしたと思われる部分もあるので難しいところだ。円盤化した際にマルチアングルとかで上手くやって欲しいところ。シンデレラのライブコンテンツは前回の24時間生放送も今回もバンナムの技術のテストベッドと化しているフシもあるのだが、今後はこれを活かしてバンナムフェスでは西川ニキが歌っているところにストフリガンダム飛ばすとかやってくれるんだろ?みたいな期待感があってとても夢が広がる試みであった。

  • ソロ曲・ユニット曲をもらうという意味

ライブの本題とはズレてしまうが今回はこれを強く感じた。特に一部の演者さんのソロ曲・ユニット曲をもらってからの伸び幅が素晴らしく、責任感を感じて練習を積み重ねてきたんだろうなと思わせてくれた。ソロ曲やユニット曲については前から演じる人たちも愛着が違うというのは折に触れ感じていたので今後も実装ペースを落とさずやって欲しいところだ。そういう意味でコミックス単行本付録CDやアニメのしんげきエクステでのソロ曲披露が続いているのは良い傾向に思える。CMシリーズの扱いは?みたいな話もあるけど正直CMも10弾以降は延長戦扱いだと思っているのでその意味でも今はソロ曲自体を増やすのを優先した方が皆が幸せになれると思っている。

あけましておめでとうございます

今年ものんびり書ける時に書いていければいいなあと。
これを書いている時点でまたコロナ陽性者4桁の報が出ていたりするのですがとにかく早いところ「普通の生活ができる」年になって欲しいと思う。

水戸ホーリーホックの2020年。苦しいシーズンで見せた新境地

2020年のシーズンはたびたび書いてきたがコロナウイルスとその対策に振り回されたシーズンとなった。最大の影響はシーズン中断をはさんだしわ寄せによる超過密日程で、2週で5戦が基本ローテーションとなる過酷なものであった。
その中で我らが水戸が大きな怪我をする選手も少なく手持ちの選手をほとんど全員稼働させて走り切ることができた。これはまず素晴らしい結果だと思う。
実際のサッカーに関しては今年は秋葉監督の元超攻撃サッカーを掲げて戦った。実際この手のお題目がトーンダウンせず1年継続できることは本当に珍しいのだが、水戸はそれを本当にやりきってしまった。結果としてJ2トップの68得点を積み重ねた。一方で攻撃偏重の代償として失点も下から数えて4位タイの62失点となったのだが。順位は結果としてトップハーフに食い込む9位となったがこれは1年目としては上々だろう。金がないチームが風間名古屋リスペクトしてどうするんだ見たいな思いもあったのだが自分のやりたいサッカーをするために乏しい資金の中から監督・選手ともに最良を見出してくみ上げた西村GMの手腕は十分評価できるものだった。
チーム戦術として見た時、ハイラインハイプレスが良く今年の水戸の特徴として挙げられるが、個人的にはむしろ一旦DFラインでセットしてから攻める際の選択肢の多さを評価したい。特に相手がプレスに来ても長いボールに頼らず外せる場面が昨年と比べても大幅に増えており、結果的に攻撃のオプションが大幅に増えたのではないだろうか。逆にここの外すときの動きの成否が得点にも失点にもつながっていた感はあるので来年はここの精度向上に期待したい。ボランチ・CBのパスの精度が上がれば失点は10は減っているはずだしそうなれば勝ち点的にも後3つ4つ上は行けていたはずだ。
これを書いている時点で既にストーブリーグも過熱しており(というか今年は日程上オフが短く毎年後手に回らざるを得ない水戸の動きは若干心配ではある)、来年どのような編成になるかはまだまだわからない。既にDFリーダーであるンドカの移籍が決まっているほか、両サイドバックの移籍またはローン返却も確定している。一方でセレッソの山根(去年は金沢にローン移籍)という強力なFWの加入も決定しており、来年も今年と同じ方向で行くという西村GMの強い意志を感じる。来年は降格4という今年とは全く別の意味で厳しいシーズンではあるが、その中で今年の攻撃力を維持しながら守備力をどう上げていくか、西村GMと秋葉監督の手腕に期待したい。
最後に一点余談というか愚痴というか。今年からボディコンタクトのルールが変更になり上半身での当たりはほとんどファールを取られなくなったのだが、その中で山口がこの上半身でのタックルを受けてサッカー人生に影響を及ぼしかねない怪我を負ってしまったことは本当に残念だ。相手選手にも審判にも文句を言う筋合いはないし去年のルールでも阻止できたかわからない事案ではあるが、もう一度選手を守るために本当に今のルールが適切なのか改めてリーグに再考を求めたい。

シーズン折り返しへ向けて。コロナ禍での水戸ホーリーホックの戦いと見えてきた序列

バタバタしてブログをサボっている間にJリーグは過酷な8月を越えて折り返しへ。
我らが水戸ホーリーホックはかなり苦しんでいる印象だがその中でも少しずつ自分たちのサッカーを作り上げているように見える。まあ昨日は栃木相手にわりと酷い試合だったのだが…。5連戦→中5日→5連戦というループは例年ならあり得ない超過密日程で、チームの総合力、自分が過去に書いてきた言い方でいえば1試合ではなく1シーズントータルでチームとして走り切る力が重要になる。当然ある程度メンバーのローテーションはせざるを得ないがその中で徐々にチーム内の序列がはっきりしてきたように見える。今回はその辺について書いていきたい。

  • GK

現状はやはり松井がトップだが牲川もちょくちょくターンオーバーで出てくる。セービング能力はそこまで差はないと思っているがコーチングとキックはまだ松井の方に一日の長があるか。牲川もそこまでキックは悪くない(おそらくJ2では中の中だろう)が松井の正確に前のポスト役に当てるキックはやはり魅力だ。

  • DF

ちょくちょくやらかしはあるもののボニが大幅に成長してチームの柱の地位を手に入れた。とにかくファールが少なくなったのは大きい。コーチングについてはまだ細川の方に一日の長はあるがそこは今年で追いつくくらいの気合を見せて欲しい。細川はどうしても年齢的に稼働率が下がってくる中でボニを中心にして相方を考えるというやり方ができるのは大きいだろう。相方は住吉が多かったが特別指定で三國が加入。福岡戦でいきなり大仕事を見せてくれた。特別指定なので当然出られる試合は限られるのだが彼の攻守において高いポテンシャルとサッカー頭の良さを考えると出られる試合では使ってあげたいところ。一方ベンチ入りすら厳しくなっているのが滝澤。安定感の高さはあるのでもう一度奮起を期待したい。ウイングはあまりターンオーバーできない状況で頼みの綱だった外山が負傷してしまった…。重症でないことを祈りたい。右の前嶋・岸田に関しても非常によくやってくれているが特にファーストチョイスの前嶋は勤続疲労が気になるところ。乾は正直まだ攻守において物足りないので頑張ってくれ。

  • MF

ボランチ陣はハードワークのため概ね均等にターンオーバーされている。その中で一度は柱になりかけた平野が負傷離脱してしまったのが痛い。一度は平野に食われていた山田はここがチャンスだろう。現状平野ほど尖った印象を見せられていないので平野なみの配球と現状の守備ができていればファーストチョイスだろう。水戸に来て小さくまとまったとか言われるのは横浜FMのサポにも申し訳ないところだ。サイドハーフについてもある程度均等にターンオーバーされている。ここら辺はある程度誰が出ても同程度に仕事ができるのが水戸の良いところだろう。

  • FW

現状は中山が本当に良い仕事をしており、現状間違いなくファーストチョイスとなっている。単純にポスト役としてではなく相手PA内でボールを受けてそのまま反転して勝負できる強さは今までの水戸ではなかなか見られなかったスタイルで魅力的だ。その相方として高い精度のキックを持つ山口とボール保持能力の高さを持つ奥田がいて上手く使い分けられている印象。中山の交代相手のピットブルも思った以上に強さと技術を持っており頼りになるが後はもうちょっとDFとの駆け引きを上手くやってくれればというところ。

  • 戦術面について

一つシーズン頭から変化があったとすれば3バックを併用ではなくオプションとしてあるよ程度の扱いに変更したことだろうか。今年の秋葉監督はあえて現実主義にならずにいた部分があるがその辺も大分変化してきたように思える。風間名古屋リスペクトのサッカーで得点も失点も多いサッカーというのは名古屋に比べて資金のない水戸がやるにはあまりにもリスキーで、降格のない今年だからできるサッカーである。そういう意味で来年同じサッカーができるかは興味深いところ。後はベンチワークという部分。高木監督のような策士と比べるとどうしても後手に回る部分で監督自身がどう成長していけるかもポイントになるだろう。

サッカーのある日常へ。再開後初戦は四つ相撲で押し切った水戸に軍配

ついにJ2再開の日がやってきた。再開後の緒戦となる北関東ダービーはタイトルの通り。群馬も良いサッカーをしていたが変則的なフォーメーションで相手をほんろうしたが勝ち切れなった開幕の大宮戦と違って4-4-2(ほぼ4-2-3-1だが)のミラー気味で組み合った上で力でねじ伏せたという印象だった。
結果もそうだがまず試合が無事に終わったことに対して何よりほっとしたというのが正直な感想だ。ここまでの3か月を色々な人の努力で乗り越えて今日の試合があった。その意味は大きかったと思う。東京都はまだまだ予断を許さない状況で、おそらく無観客試合が終わっても現地での応援は難しいのではないかという思いはあるがまずはチームはこのままの勢いで走り続けて欲しいものだ。
今日は松崎と住吉の両大卒ルーキーがデビューを果たしたのが大きかった。特に松崎は去年の浅野とは似て非なるドリブラーとして非常に先が楽しみになるようなインパクトを残してくれたと思う。早めに一点取れると先が大分楽になるので早めの得点を期待したいところだ。そして今日は松崎にポジションを奪われることになった昨年のゴールデンルーキー村田にも奮起を期待したい。