今日は一日プログレ三昧、再び
NHK-FMの長時間プログレ企画が1年ぶりに再び。今回が前回と一番違う点はアナが森田美由紀アナに変わったことでしょうか。黄金期のプログレを生で追いかけていただけあって有名どころは普通に抑えているし理解もあるのでナビゲーターの山田五郎氏もやりやすそうでした。今回はスタジオも関西ということでミスター・シリウスの宮武氏による貴重な関西プログレ黎明期の事情など面白い話も。
曲目については前回が変化球を投げまくった反動か、今回は随分直球が多い感じでした。ピンク・フロイドの「原子心母」、EL&Pの「聖地エルサレム」から始まりジェネシスの「Watcher Of The Skies」を抑え、最後にキング・クリムゾンの「スターレス」とイエスの「同志」で〆るという四天王+1については正に王道。その一方でインドネシアやイスラエルのバンドを紹介したりと非常に面白い曲目でした。
途中で「この曲はプログレか否か」って企画があってそこで植松氏作曲のFF5の「ビッグブリッヂの死闘」が紹介されてましたがゲストの岩本氏がこれにダメ出ししたらどうしようかと思いましたが流石にそんなことはなかったですね*1。
そしてやはり今回の目玉はキャラバンやキャメルに在籍したデイヴ・シンクレア氏によるライブ。現在は京都在住とのことで今回のライブが実現したわけですが、ゲスト陣も豪華でした。どちらかというとキーボードのデイヴ氏をサポートするという形になる中でベースのクラムボン・ミト氏がリズムを上手く構築していましたね。これで全体が引き締まっていたと思います。ボーカルの上野洋子氏もあちこちであってないとか言われていましたが、元々ロバート・ワイアットの真似なんて誰にもできない訳で、思い切って女性を採用したのは良かったのではないでしょうか。これだけのメンバーが集まって短期間でこれほど素晴らしいセッションを作り上げたこと自体が正直奇跡のようなもので、本当に聴けて良かったと思います。
およそ10時間という長丁場でしたが、今回も非常に楽しかったので是非またやってもらいたいと思います。これぞ「プログレ大国」ニッポン。
Goblin「Roller」
- アーティスト: Goblin
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2000/02/14
- メディア: CD
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バンドの性質上このアルバムもすべてインストゥルメンタルな曲になっています。そのためかとにかくメロディラインが綺麗。シンフォニックロックとはまた毛色が違うもののバンド名を冠した長尺曲「Goblin」の展開はまさにプログレですね。今度の来日が楽しみです。
WWE「Night Of Champions」
スカパーでPPV視聴。なんか展開が色々カオス。
自分の中で一番盛り上がったのが試合ではない所でのシェーマスのブローグキックってのがアレだ。シェーマスはベビーになってからは朴訥とした田舎のおっちゃんって感じで可愛い。オートンがリマッチでも負けたら世界王座戦のチャンスが回ってくるかな?
他は特に書くことも無く。次のPPVが2週間後とすぐそこだったりHHH対ロウリネイティス*1という軸をベースにほとんどの試合が回っているので試合として盛り上がりづらい。パンクの実況席へのダイブは久々に「holy shit!」だったけど。後毎度のことだけど破壊姉妹ことベスとナタリア姐さんはヒールターン前の衣装に戻してください。何あの誰得セクシー衣装。女子初のスーパースープレックスとか言ってるのと全然噛みあってない気がする。
トム・ヨーク「ジ・イレイザー」
- アーティスト: トム・ヨーク
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- 発売日: 2006/07/05
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全体にポップでありながらも鬱々としていてピンク・フロイドのシド・バレットを彷彿とさせる音楽。
サイケデリックとかそういう方向が好きな人にも良いかもしれない。
しかしウィキペディア見てもアンサイクロペディア見ても思ったけど本当難儀な人だよなあこの人。
NHK-FM 今日は一日プログレ三昧再び! 放送決定!
http://www.nhk.or.jp/zanmai/next/20111010progressive/index.html
10月10日放送予定。今回はアナが森田美由紀さんとか超大物じゃないですか!
現在リクエスト受付中でツイッターの公式アカウントも再始動しています。今年はイタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスもありますしユーロロックが多くなるかもしれませんね。