PS4版ボーダーブレイク初心者のためのパーツ講座(リヒトメッサー)

11/19に実装された強襲兵装の補助武器、リヒトメッサーを紹介する。
赤字はアーケードより上昇、青字はアーケードより下降。

名称 レア度 重量 通常攻撃 特殊攻撃
リヒトメッサー 190180.5 合計5500→合計6050 4500→4950
リヒトメッサーII ★★ 280266 合計6000→合計6660 8000→8880
リヒトメッサーII ★★ 380361 合計10500→合計11760 9000→10080

ニュードと近接の混合属性を持つ刀。斬り下ろし→斬り上げのモーションが主体で縦方向に強い判定を持つ。一方で横方向の判定はあまりなく、袈裟斬りモーションのためか相手が右側にいると頭上を刀が素通りしていったりする。概して判定に癖が強く当てようと思うとそれなりに修練が必要である。ジリオスは特に3段攻撃の3段目に威力が集中しているという話もあり、上手く3段目を当てるようにしたい。
ダッシュ斬りもなかなか特徴的だが初期型は威力が低く、II以降はジャンプ回転斬りとかいう浪漫武器になるためこれまた当てるのがなかなか難しかったりする。
最大の特徴はその軽さ。特に初期型は(PS4版・無凸比較で)これまで最軽量であったデュエルソードより40軽く、古くからフルシュライク乗りなどに愛好されてきた武器である…がPS4では修正が入りアーケードのロングスピアと同重量となった。今後スピア系実装時にロングスピアがどのような調整が入るか注目である。どうせ重くなるんでしょ?
ニュードとの混合属性も現行では珍しく、通常の近接武器と比べると施設に対して威力の向上が見込めること、NDEFに対してニュード属性分が吸われることが特徴となる(こちらはメリットともデメリットともとれる)。対人であてるにはリスクの方が大きいため施設破壊メインで使うことになるだろう。

PS4版ボーダーブレイク初心者のためのパーツ講座(滞空索敵弾)

11/19に実装された支援兵装の補助武器、滞空索敵弾を紹介する。スペックは割愛。傾向としてはアーケードと基本同じで、強化することでアーケード版の性能を上回るようになる。
名前の通り重火力の榴弾と同じ仕組みで位置を指定して射出するとそのポイントの上空に留まり、一定時間索敵を行ってくれるもの。
パラシュートのためすごく目立つ。センサーと同様に耐久が設定されており撃墜することは可能だが、狙いがつけづらい上になかなか耐久が高いのでこれに無駄弾を使うのはあまりお勧めしない。
長所はセンサーと違い設置に時間がかからないこと。短所は撃破まで永続ではないこと。この短所が大問題で、一番長くても70秒で消滅してしまうため後方索敵に使うには極めて不安定である。一方前線索敵はというと遊撃の補助兵装に偵察機の採用率が高くこちらも需要がないし、そもそも遊撃の偵察機採用率が多い時点で支援に求められるのはセンサーによる後方索敵一択なので積むのもためらわれるレベルである(後方のインスタントな索敵でも第一プラあたりから偵察機を射出した方が効率的)。新型および広域センサーが引けない状態で積むのは止めはしないがその場合はサブの索敵手段と割り切って大人しく出撃前に味方に索敵を要請しよう。
余談だがなぜこれをアーケードで遊撃兵装に偵察機と一緒に渡さなかったのだろうか?遊撃兵装がこれを持てば便利なのは間違いなかったし武器自体の評価も上がったのではないだろうか。

PS4版ボーダーブレイク初心者のための雑学講座(ストーリー9話・10話)

シーズン1の総括をしようかと思ったけどダルいので保留。現時点でまだ報酬も発表されていないし…。公式ニコ生での公式見解も聞いてみたいところだがあまり期待はしていない。
というわけで直近追加のストーリーについて。

敵側に追加された新武器に注意

いくつか敵側にこちらには実装されていない武器が追加されている。近接武器のスパークロッドあたりはまあそんなに気にならないのだが、問題は重火力にt追加されているエアバスターT10とECM榴弾。前者は榴弾の一種だが空中爆発するため前兆がわかっていても回避しづらい(元々PS4版は前兆自体非常にわかり辛い)。系統中ではコロッサスと似たような短距離かつ短着弾でバラ撒くタイプで、CPU特有の精密さで打ち込まれるとかなり痛い。10話は狭いエリア内での戦いなので特に注意が必要。もう一方のECMはAN手榴弾と同じような妨害系の手榴弾だが、こちらの視界を奪ってくる。どうもCPUが使用してくるのは上位モデルらしく、かなりの時間ほぼ何も見えなくなる。この状態で敵の射線に入れば撃破は免れないので食らったら慌てずに退避した方が良いだろう。なおこの状態ではロックオンができない他、リペア系による修復・再起動が強制中断されるので注意。この辺はプレイヤー側に実装された際に再度説明することになるだろう。

9話「鍵と呼ばれるもの」

開幕は支援兵装一択。D51α陣営のコア凸ルートは高台の上ルートと下ルートがあるが、下ルートは敵集団と鉢合わせるため上ルートでコアに向かう。Eプラを奇襲してEプラ占拠ミッションをこなした後コア凸して支援でコア凸のミッションをクリア。余力があれば砲台を壊しておくといいが武器に左右されるので後でも構わない。敵が自身への対応とEプラ再占拠を完了するまでには味方がDプラまで戦線を押し上げているはずなので、後は強襲でクリティカルで敵を倒すミッションをこなしながらコアを削っていく。クリティカルは慣れないと難しいかもしれないがCPUは動かないので味方CPUに囮になってもらって後ろからゆっくり狙うといいだろう。要請兵装はオートガンか爆撃要請。前者はコア凸だけだと時間が無駄になるケースがあるので注意したい。

10話「約束」

まずこなさないといけないのが近接撃破のミッション。ただ乱戦になる上敵も硬くなっているのでなかなか面倒。良い武器の有無にも左右されるのが辛いところだ。味方に削られて弱っている敵から狙おう(エグゼクターがクトネシリカがあれば乱戦に突っ込んでいけるのだが)。基本はカタパルトで飛べる2つのプラントでの戦いになるが、敵は基本的に全占拠狙いとなるので、自陣奥の味方占拠プラントに敵が移動した隙を狙って索敵施設を確保しにいく。最序盤にここに行くとフルボッコされるのだが中盤になると意識して索敵施設の色を変えにくる敵は少ないのでその敵だけ対処すればよいだろう。ゲージが25%を切るとネームドの敵2体が出現するのでそれを撃破するとミッション完了となる。こちらも敵の移動AIを利用し、ベース前プラントを取らせて奥のプラントを固まって占拠に向かってくるところを重装砲などで一網打尽にするのが一番楽だろう。このタイミングで爆撃要請を使うのも良い。後はひたすら敵を撃破してゲージを削りきろう。自軍ゲージがなかなかシビアでかつ再起動も望めないため自分の被撃破には注意が必要。冒頭で紹介した2種類の新武器が厄介なので気を付けよう。

PS4版ボーダーブレイク初心者のためのパーツ講座(スプーキー)

10/15に実装された武器のラスト、支援兵装の副武器であるスプーキーを紹介する。

名称 レア度 重量 威力 総弾数 爆発半径 リロード時間 マガジン火力
スプーキー 300→285 4600→4784 2x4 15m→15.6m 2.8秒 9,200→9,568
スプーキーR ★★ 360→342 3500→3675 3x4 18m→18.9m 3秒 10,500→11,025
スプーキーG ★★★ 340→323 8800→9328 1x4 16m→17m 3秒 8,800→9,328

PS4版オリジナルで、ニュード属性の光球を打ち出す武器。この光球はかなり独特の特徴を持っており、
・敵機体には近接信管で一定距離に近づくと起爆
・壁等のオブジェクトに命中すると起爆(施設や設置武器も含む)
・一定距離(70m~100m)を進むと起爆
と複数の起爆条件がある。また、なぜか味方機体は感知しないのみならずすり抜ける(でも起爆後の爆風では誤射がつく)というなかなか不思議な特性がある。ただのエネルギー塊なのになんでこんなことに…
ブラストランナーに対しては近接信管のためダメージが満額入ることはないが、地面当てが狙えない局面でも重火力のプラズマカノンと違い軽く避けた程度では起爆して当たってしまうのは強み。また支援兵装の数少ないセンサー破壊に有用な武器でもある。
性質上ホバーマイン同様「相手をどかす」性能が高い武器である。ホバーマインとの比較はこちらの方が目立つため相手をプラントから追い出しやすい一方奇襲性が減ったこと、こちらの方が当てやすく地形にも左右されなくなった分弾速が全体に遅くなったことか。また、威力が下がった分複数同時に撃てるため広範囲にわたって相手のNDEFを剥がすにはうってつけの武器となったと言えるだろう。最大のネックは重量。支援はもともと結構重量がカツカツなので軽量だと重量オーバーになりやすい。
一方自衛火力という意味で見ると若干難しい部分がある。特に相手が突っ込んでくる場合下手に撃つと近接信管の仕様上敵より自分に近い距離で爆発する可能性が高い。おねがいコングやプランGで自爆芸が気軽にできる重火力はともかく支援が自爆は戦況にとって大きなマイナスなのでできればこちらは中距離での削りに使って接近してきた敵にはスマックなどで迎撃したい。
系統内で見ると★3のGが一番マガジン火力が低かったりするが、そのかわりRに比べて軽くなっている。弾速はG<無印<Rとなっている。Gはこう聞くと微妙に思えるかもしれないが、単発高火力に加え近接信管のため「大きく避けないとほぼノックバック確定」というのはプラント戦をする重火力(特にガトリング持ち)にとっては極めて性質の悪い武器である。自動爆発する距離を踏まえてのプラントへの空爆は非常に優秀な火力支援になるだろう。Rも面制圧力は非常に高く、弾速と爆風範囲ゆえにミリ残りの処理適性が極めて高い。
なお、属性がニュード100%なのでチップの効果はニュード強化が100%発揮される一方、爆風範囲拡大は適用されない(アーケードと同じ仕様ならだが)。この辺も含めて不思議な武器ではある。

PS4版ボーダーブレイク初心者のためのパーツ講座(LZ-狙撃銃)

10/15に実装された遊撃兵装の副武器であるLZ-狙撃銃を紹介する。
※赤字はアーケードより上昇、青字はアーケードより下降。

名称 レア度 重量 威力 総弾数 連射速度 精密照準 リロード時間 弾道制御
LZ-デイライト 290275.5 55005720 1x10 - 5.5倍 4.5秒 1.8秒1.66秒
LZ-トライアド(※三点射) 320304 29503068 3x9 600/min 5倍 4.3秒 2秒→1.84秒
LZ-アキュレイト ★★ 330→313.5 6600→6930 1x7 - 6倍 5秒 1秒0.91秒
LZ-ヴェスパイン ★★★ 340323 80008480 1x6 - 5倍 5.5秒 1.8秒1.62秒

ニュード式の狙撃銃だが、既存の38式とは属性以外も大きく差別化されている武器である。スコープの倍率と収束はこちらが上だがリロードは大分低下している。威力は総じてこちらの方が高めだがあちらの最上位が五点射する鳴神なので若干比較は難しいか。後ニュード系の宿命で弾道がすごく目立つ。レーダー破壊にしてもブラストを撃つにしても基本一発でバレるのでこまめに位置を変える等の対策は必要。
アーケードとはアキュレイトとヴェスパインの順番が入れ替わっており、2段階目にあったSがリストラされた。総じて火力面のアッパー調整がなされている一方で系統の一つの特徴であった収束の速さがヴェスパイン以外は抑えられている。特にアキュレイトはクイックショット特化と言われ収束の速さが命だったため強化後で0.1秒とはいえ低下したのは痛いかもしれない。加えて用途を考えるとスコープの倍率上昇は上方か下方か悩ましいところ。一方でヴェスパインは非常に強力になったと言えるだろう。現状既にチップのラインナップにニュード強化とプリサイス2が存在するためこれらと食い合わせが非常に良い。
性質上レーダー破壊を考えればトライアドの回転の高さは魅力。全弾当てることができれば対ブラストにも破格の威力となる(ただしダウンや一発大破は望めない)。低レアとしてはかなりの良武器と言えるだろう。アキュレイトは前述の通りQS適正をいかして前線でも使える狙撃銃となっているが調整が総じてその傾向から遠ざかっているのが気になる。ヴェスパインは非常に完成度が高い。威力向上によりBSダウンやCS大破の範囲が大幅に向上しており他兵装としてはうかつに射線が通る位置で立ち止まれなくなったと言えるだろう。

PS4版ボーダーブレイク初心者のためのパーツ講座(バリアユニット)

今回は10/15に支給された重火力の特別武器、バリアユニットを紹介。
※赤字はアーケードより上昇、青字はアーケードより下降。

名称 レア度 重量 連続使用 防弾範囲 耐久力 チャージ時間
バリアユニット 730693.5 最大60秒 前方 13,00014,040 55秒52.5秒
バリアユニットβ ★★ 700665 最大70秒 全方位 7,500→8,175 40秒→37.6秒
バリアユニットγ ★★★ 740→703 最大50秒 全方位 10,00011,000 45秒41.85秒

バリアユニットは展開中耐久力のある限り近接以外のあらゆる攻撃を防ぐバリアを展開する。ちなみに耐久がわずかでものこっていれば最後の攻撃は全部吸う。
非常に強力故にちょこちょこ修正の対象となる武器であるが、特に今回γは最高レアリティでありながら3凸しても防弾性能がわずかではあるがアーケードから落ちる事態となった。これは最高のバリア殺しであった近接格闘チップが未実装であることが一つの原因ではあるように思う。代償としてγは非戦闘時のSP効率が大幅に向上しており、稼働時間が30秒→50秒と増加する一方でチャージ時間が70秒→41.85秒と大幅に減少しており、バリアが切れる前に戦闘を終わらせてチャージを挟むことができれば戦術レベルで驚異的な耐久力を誇るようになった(現在の環境だとプラント戦では爆発物で一瞬で消し飛ぶ可能性が高いのだが…)。
基本的にこれを積むということは砲撃を捨てるということになるが、砲撃も癖があるためそちらがポイントにならない、または使う機会がないという人はバリアユニットはお勧めの武器だ。また、重火力の特別武器では最軽量のためアセンの幅が広がる利点もある。装甲を上げて速度を重視してもその下がった分の装甲をバリアは穴埋めしてくれるのである。現状ではほぼ「迷ったらこれを積む」レベルの武器。
それぞれ使い道が明確に異なるが、無印は特に正面きって戦うのが得意で、反面今流行の迷彩砂は苦手。βは軽さと非戦闘時の持久力を生かして速度重視のアセンで単独強襲するのに向いている。γは前述のとおりでプラント戦やライン上げで強い味方となってくれるだろう。
後γとβのバリアのサイズについて誰か情報求。

PS4版ボーダーブレイク初心者のためのパーツ講座(スムレラ投射長銃)

今回は10/15実装武器から強襲の主武器であるスムレラ投射長銃を紹介する。

名称 レア度 重量 威力 総弾数 連射速度 連射精度 リロード時間 反動 秒間火力 マガジン火力 総火力
スムレラ投射長銃 330→313.5 1400→1456 14x11 220/min→229/min B 2.9秒 A+ 5,133→5,343→5,557 19,600→20,384 215,600→224,224
スムレラ投射長銃・改 300→285 1320→1373 16x10 220/min→229/min A- 2.8秒 A+ 4,840→5,038→5,240 21,120→21,968 211,200→219,680
スムレラ投射長銃・猟 ★★ 350→332.5 1800→1890 9x11 180/min→189/min A 3.1秒 A+ 5,400→5,670→5,954 16,200→17,010 178,200→187,110
スムレラ投射長銃・刻 ★★★ 380→361 1530→1622 12x12 220/min→233/min A- 3秒 A+ 5,610→5,942→6,299 18,360→19,464 220,320→233,568

今までの強襲主武器とは打って変わってピーキーな武器である。アーケードでいうところの電磁加速砲・紫電をピックアップして完全ニュード属性かつフルオートにしたというところか(元武器はニュード・実弾複合属性かつ単射)。ただアーケードでも紫電自体一部に熱烈な愛好者がいるものの実際のニーズは単発威力を半減させて連射速度を倍にした速式に集まっており、そういう意味では非常にマニアックな武器と言えるかもしれない。
長所はもちろん高い単発火力と精度。凸に来る軽量強襲の頭を後ろから撃ちぬくには最高のスペックで、ノックバックも期待できる。上位モデルは秒間火力も既存の最高クラスであったUKの上位モデルを越えている。代償となるのは現行最大クラスの重量、そして属性によるコア凸適正の低さ。重量を考えるとどちらかというと中量の戦闘向けアセンご用達であるので後者はそこまで気にならないがこれを持ってコア凸をするなら副武器側でカバーするようなチョイスをしたい。
単発火力型武器の宿命として一発外すごとに実効DPSがもりもり減る上に上位モデルはマガジン火力も控えめで、既存武器と違って垂れ流す感覚では厳しく、高機動戦闘はよほどの腕がない限り苦手。オート連射ではあるが基本相手の動きを見極めながらの目押しが必要となるので手にあうかどうかはよくよく考えた方が良いだろう。なお何故か支援にこれのお手軽版であるミューズブレスが先行実装されているので引けていればそちらが手に合うかどうかで決めるのも良いかもしれない(そっちの方が引くの難しい?せやな)。
武器の性質上改は噛み合ってない感が強い。目押しすると連射速度の上昇があまり意味がなくなるためUKシリーズと差別化するのであればやはり猟または刻を3凸して威力まで上げたいところだ。