ビートルズ再評価
ビートルズは昔一通り聴いたはずなんだだけど、今となっては頭に残っているのはアビイ・ロードのポップソングとしての傑出した出来とレット・イット・ビーの余りのダメさ加減*1だけだった。だからこそサージェント・ペパーズを久々に聴いてショックを受けた。このアルバムのエンターテイメント性の高さは類を見ない。コンセプトアルバムの先駆けであるという意味、そしてポール・マッカートニーを中心にこれ以上なくロックであるアルバムを作り上げたという意味でもこのアルバムは特筆するに価する。私はサージェント・ペパーズの血脈はその後70年代のロックに受け継がれ、アビイ・ロードの血脈は80年代の音楽に色濃いと思う。正にビートルズは常に時代を先取りしていた。
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*1:当時そう思っているのは自分だけかと思っていたらそうでも無いらしい