武装錬金ピリオド

全てはハッピーエンドに収束。単行本3冊分くらいできそうな分量を圧縮したおかげでかなり展開はめまぐるしいですがそれを構成力で全てカバーするあたりはベテランの味。今現在のジャンプ連載陣でこれだけできる人がどれだけいるでしょうか?あ、うすた京介は出来そうだ(笑*1。あの人は別の意味で完成された漫画家だからなぁ。
対決する斗貴子パピヨンの場面はそれぞれのカズキへの思いが彼等らしい表現の仕方で表れていて泣かせる。そしてカズキとパピヨンの一発勝負。結局パピヨンはカズキによって救済を手に入れたと言う意味でこの物語の本当のヒロインかもしれない。
最後に毒島の武装錬金が見れたりロッテリやのねーちゃん再びだったりさすがにバスターバロンで月まで航行は無茶だろうとかネタにも事欠かずこれまでの読者としてもただ一点を除き満足でしょう。
毒島の素顔が最後まで謎だった点を除けば。
つーか和月先生絶対わかってやってますよね(笑
で、何かラジオドラマやるみたいですが…。今更そんなメディア展開やるくらいならウルトラジャンプなりスーパージャンプなりに移籍させてでも連載継続させろと小一時間。

*1:既に武士沢レシーブでギャグのネタとして昇華されてるしな