SunのSPARCローエンドサーバが終息?

http://slashdot.jp/articles/06/02/13/2256216.shtml
SunFireV100、V120といった旧アーキテクチャSPARC搭載製品がEOLになり代替製品として64bitのx86+IA SolarisのSunFireX2100を推して行くって話な訳ですが、ちょっとこれは記事書いている人に誤解があるというかSunの製品ラインナップを把握してなさそうですねぇ。1Uは一応まだSPARCIIIiのV210がありますしむしろその辺を使ってもらう上でも今時SPARCIIi搭載のV100は邪魔でしかないかと。SunがSolarisの特色として「バイナリ互換」をうたう以上当分その辺のラインナップは残るんじゃないでしょうか。個人的にはこの時期にX2100をプッシュする理由としては無論RedHat社と提携してることとかもありますがそれ以上にSPARCIIIiの後継となるべきSPARCアーキテクチャの廉価版CPUの開発が滞っているという事情があるのではないかと推測しています。SPARCIVはIIIのデュアルコア版ですから元々廉価版には向きませんしそうなると最初からデュアルコア前提で開発されているSPARCVを待つしかないですからね。