リメイク物は作るのが楽で美味しい?

「リメイクものは作るの楽で美味しい」とかいう誤解が未だにどっかに残留してるんじゃないか?: 不倒城
まあ最近の業務用アプリ向けなら移植性の高い言語というか環境もありますが。でも見直すとボロなんぞ腐るほど出てくるわロジックはメタメタだわコメント何も書いてないわソース知ってる人間なんてとっくに退社していないわで結局作り直せーみたいな話も日常茶飯事な訳でして。移植(小洒落た言葉でいえばマイグレーション*1)の工数って実際新規に作るのと変わらないかむしろ大きくなることの方が多いです。
プラットフォームの違いってのは特にゲーム業界では大きいでしょうね。「ソース使いまわし可」が謳い文句のJavaですらそれが幻想なのは多少なりともプログラムの仕事をすれば知っていることですが、ゲームなどでは特にハードごとの仕様の差異が著しいですし。
でも、ゲームをリメイクする上で一番厄介なのは実はユーザの「思い出補正」だったりするんじゃないのかなーと。
PSP海腹川背問題を見ているとそんなことを考えてしまう*2

*1:まあ実際マイグレーションって言うとデータ移管とかも含めてもっと大きな環境全体の移行になっちゃいますが

*2:あれは流石に酷すぎるという話もあるが