「没落エリート」は本当に社会から阻害されているのか

http://d.hatena.ne.jp/iammg/20080730/1217359666
無論旧帝大でも就職できない人は山ほどいるし、就職しても不満がある人間はそれほど腐るほどいる。ただ、それらのどれだけが本当に社会から阻害されているかと言われれば、疑問に思わざるを得ない。まして自分のやりたいことは二の次でネームバリューやカネ、更に酷いのは親のエゴやらプライドやらで大学、就職先を決めるワカモノも多い現状、そういった「自分で選択肢を狭める」人が社会から阻害されているとは到底思えない。
国立大学の特に理系に顕著な大企業との癒着(という言い方もアレだが)、とりわけ推薦枠のノルマ厳守とかも学生の「やりたいこと」を二の次にさせる大きな要素になっている。とりあえず推薦枠なら楽だし早く決まるからいいやーで企業を選ぶ学生がどれだけ多いことか*1。そういった大学の体質まで言うなら確かに社会の責任も無いことは無いのかも。
元記事の人が書くところの「没落エリート」という定義が当てはまる人間は実際思っているほど多くないんじゃないかなぁ。
どうでも良いけどこういうネタってはてな村、ひいては増田民は好きそうだよね…。

*1:稀にその推薦すら全部落としてくる真の非コミュもいるが学部に3人いれば多い方。概してそういう人間は学部内でも有名人である