最近読んでるものとか

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

今更ながら文庫版で順繰りに。やっぱりこの人の歴史物は面白い。周辺の歴史も含めて網羅しているのも非常に興味深く、わかりやすいです。
COPPELION(6) (ヤンマガKCスペシャル)

COPPELION(6) (ヤンマガKCスペシャル)

最近のマンガでオススメは?と聞かれたら個人的にはこれ。第一部の時は全体にイマイチだった感もありますが、第二部になって話にメリハリがついて盛り上がってきております。SFものでありながら科学的な部分は細かいこたぁどうでもいいんだよ!的なのがちょっとアレですが、この内容だったら少年誌でもよかったんじゃないかなあ。
でも最近の流れがかなり欝展開気味。乙津姉妹はおいといて遥人はコッペリオンの黒一点ということで色んな意味で話にからめそうなキャラだしなんとか生存して欲しいところですが。
太陽の黙示録 第2部 建国編 5 (ビッグコミックス)

太陽の黙示録 第2部 建国編 5 (ビッグコミックス)


沈黙の艦隊」、「ジパング」でおなじみかわぐちかいじが現在連載中の作品。大地震により崩壊し、南北分割統治となった日本を舞台に繰り広げられる三国志Wikipedia見て知ったんですがキャラの名前も全部三国志をモチーフにしているんですね。おかげで妙な名字が多いです。しかしそれを知った上で読み出すと董卓がモチーフの董藤のインパクトがすごすぎて笑えます。ホントいいキャラ。その一方で呂布をモチーフとした勝呂あたりはもうちょっと良い扱いをしてあげてもよかったと思いますが。後羽田(関羽)にヒゲ分が足りない。
日本が南北分割統治されたらどうなるかというシミュレーション、そして国家とは何かという問いを二本柱としており昨今のかわぐち作品らしい作品。ただ、それだけに「ジパング」のような腰砕けな終わり方はせずきっちりまとめて欲しいところですが。「ジパング」は人によっては完全にバッドエンドといっていい結末だったからなあ。
へうげもの(9) (モーニング KC)

へうげもの(9) (モーニング KC)

あえて深くは語らず。いつもこの人の独特な作風にはひきつけられます。