スルーしてたけどこの前のバラック

http://www.granadoespada.jp/barrack/000158.html
少し日がたってるけど余りにも酷いので突っ込みだけ入れておく。

しかしながら、MMORPGに登場するキャラクターには、その職業(ないものもありますが)に応じた多彩な戦闘スキルが用意されています。戦闘スキルというものは、単調な戦闘から脱却するための要素だと認識しているのですが、それでもMMORPGには、なかば儀式的に「クリックゲー」という評価がついてまわっている現状です。

その原因の大半は敵のAIです。どんなに実用的なスキルが豊富でも敵が単調な攻撃しかしてこないのであればそれはクリックゲー以外にはなりえません。どのMMORPGでも大概のいわゆる「廃人」が敵との戦闘より対人に楽しみを見つける理由がここにあります。

「特化の自由度」は、一見すると個性の表現として適正なイメージがありますが、同時に行為的な個性の表現を狭め、「クリックゲー」の要素を強めてしまう、という側面もあるのです。

攻撃特化型という個性を否定するんですか?根本の原因分析が間違ってると凄い結論に辿り着きますね。そもそも個性という言葉の意味自体捻じ曲がっていることに気が付きませんか?
以前にも書きましたがクラス制のMMORPGでは戦闘ではクラスごとの役割が重視されます。それは結果として特定のクラスは特定の能力に特化することになりキャラクタ選択自体が戦略的な意味を持ってきます。それが個性の表現となることが多いです。そしてそれはクリックゲーとは全然関係ありません。純粋にゲームデザインの問題です。行為が個性的であっても能力が個性的であってもその両者の個性に優劣はないですしゲームが面白くなるかは更に別の次元の問題です。
正直言ってこれを書いた相沢氏がどれだけMMORPGをプレイしたことがあるのかが気になります。