サッカー高校選手権準々決勝・野洲-大阪朝鮮

さっきまでテレビで中継していたので観戦。大阪朝鮮は近代サッカーの粋とも言えるコンパクトなプレッシングサッカー。野洲は個人技と細かいパスワークで敵を翻弄するブラジルに近いスタイルのサッカー。野洲の選手のパス一つ一つにアイディアが溢れていて素晴らしい。しかしゲームは終始大阪朝鮮が前からプレスをかけ続ける中で大阪朝鮮はサイドを崩してのクロスにボレーであわせて先制。前半はほとんど攻撃を潰されていたものの後半半ばからようやくエンジンがかかってきた野洲が細かいダイレクトパスをつないだ攻撃で追いつく。結局そのまま双方譲らずPK戦へ。PK戦大阪朝鮮が1本目にGKが蹴って外したってのがかなり痛かったですね。あれは相当の博打だったと思います。結果的に大阪朝鮮はその後も2本枠に入らず野洲が国立に進むことになりました。どちらも非常にチームとしてのコンセプトがはっきり出た良い試合でした。セルジオ越後の解説も相変わらず聞きやすかったですしね。あえて勝ったチームに苦言を呈すあたりは流石セルジオというかなんというか。○木とは違うのだよ、○木とは!