灘高校でも履修もれ、46都道府県で、計460校

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061031-00000106-yom-soci
天下の灘でも、というか灘だからこそ、なのかもしれない。学歴偏重が嵩じて受験至上主義の教育になってしまったツケが回ってきたということでしょうね。最も我々の時代でも歴史や地理あたりはかなり適当な教え方だったの大して変わっていないといえば変わっていないか。特に近、現代史はすっ飛ばされることが多かったし。
高校教育が大学予備校化することは結果的に大学の授業に色んな意味で付いていけない生徒を生むだけな気がします。大学のような自分の学びたいものを学ぶ環境が転じて卒業のために単位をそろえれば良しとなっている土壌にはこのような高校での授業方針の反動もあるのではないでしょうか。
履修漏れ問題ではとうとう自殺者まで出てしまいましたが生徒にはできるだけツケを回さないように政府も考えて欲しいものです。