武装錬金#21「GONE INTO FLAME」

いよいよ佳境。
ブラボーとの決着をつけたカズキたちの前に現れた火渡に対し、カズキたちを守ろうとするブラボー。火の中の戦いは微妙にアレンジが。カズキと火渡を止める二つのシルバースキンが泣かせる。そして大戦士長・坂口照星登場。速水ボイスでの「HAHAHAHAHA!」が聞けたのは満足。カズキたちは一時的に追われる立場ではなくなり目的地のニュートンアップル女学院へ。
火渡とブラボーの会話、撤収前後の火渡と照星の会話、そして回想シーン。この辺の三人(千歳も入れれば四人か)の想いの結果として今の斗貴子さんがいるわけだ。彼らはそれぞれ重いものを持ち続けながら、対立しながらそれでも7年前の事件での彼女の生存そのものが最終的に救いとなっているというのが上手く描かれていたと思います。そして照星の懐の広さも。照れる火渡が何か良い。
一方太平洋上では錬金戦団とヴィクターの戦いが始まる…ってなんかディープブレッシングが変形してるし!しかも3個2面で6段変形かよ!でも秒殺でした。なんだかなぁ…。そういえばジェノサイドサーカスが出てないな。ディープブレッシングも連載打ち切り決定後でかなりヤケクソで考案した代物らしいけどそれを更に和月氏が好きそうな方向ヤケクソアレンジしてしまうスタッフに敬礼。「残り4形態も披露したかったのに…」で思いっきり吹いた。
ブラボーは結局再起不能で入院、火渡は他の再殺部隊その他を叩き起こして照星とともにヴィクター討伐へ。でもなんで丸山と犬飼まで一緒に寝てるんだ。お前らそこまで負傷してなかっただろ…。次回は南海怪獣大決戦ですね。原作では出ないまま終わった火渡と毒島の最凶ツープラトンもあるみたいなので楽しみ。
エンドカードは照星で「男爵様は無敵です!」。その言葉自体が和月先生にとっては連載死亡フラグみたいなもんだから余り出して欲しくなかったセリフではあるかも。
で、ディープブレッシングについては原作シナリオ協力の黒崎薫氏のブログにこんなのが。

……脚本の打ち合わせのときに、私が調子に乗って「連載が続いたら、連結武装錬金というアイデアを使おうと思っていたんですよ」と、漫画に書けなかったディープブレッシングの細かい設定をお話したところ、それを反映させてくださったという……(汗)
すいません、ここまでスゴイことになっちゃうなんて、思ってもいませんでした。
だって……なんか……脚本で読ませていただいたときより、映像になったときのほうが、なんか激しくなってるような……映像って怖いなぁ……。

スタッフ頑張りすぎ(笑