蒼天航路#5「天下の器」

曹操、左遷されて一回休みでござるの巻。
そして三国志のもう一人の主人公である劉備の登場から桃園の誓いまで。昼はやり手の筵売り、夜は任侠集団の頭目という劉備は清貧な没落貴族の末裔である日本的三国志とはかなりイメージが異なるけれど意外にもこちらの方が真実に近いらしい。しかしきっちり原作準拠の絵なのでどうしても連載後期と比べると関羽は威厳が無いし劉備は優男すぎるなあ。連載中でもある意味一番ブレていないのは張飛ってことか。というかいろんな作品を見ても張飛は連載のみならず作品を超えてもキャラクターがなかなかブレない稀有なキャラだと思う。北方三国志だけはちょっと毛色が違うかな?孔明なんかは逆に蒼天も含めてあちこちで弄られてるからなあ。
今回のラストで太平道が登場、次回タイトルが「蒼天已死」ということで話はいよいよ黄巾の乱に。