武装錬金#26「ピリオド」

最終回。カズキの代わりにパピヨンと戦う斗貴子さん。パピヨンを追い詰めると同時に背後のフラスコを破壊しようとするがそれは白い核金で…。と以下原作ピリオドを概ね忠実に。微妙に違うのはヴィクターとカズキがギリギリまで戦っていたことくらいか。結構無理矢理な気もしないでもないけれどヴィクターの心境が変化した理由もきっちりと。そして照星以下がバスターバロンで回収に。この辺前回でもあちこちでツッコミ入っていた真空で会話がとかそもそも大気圏離脱・突入がどうこうとかありますがとにかく原作どおりの勢いだけで突っ走ってる感が逆に良い流れになっていると思う。そして前半ラストの抱き合う二人は…F91
後半、バスターバロンはパピヨンのいる廃工場に着陸。この辺どうもご都合主義な気がしないでもないけれど良く考えてみたら斗貴子さんと千歳が誘導してそう。そしてパピヨンはカズキに白い核金を渡し、二人の決着の刻が。この戦いは原作単行本に準拠。赤○掲載時は口からニアデスハピネス→トドメを刺そうとするパピヨンの腕を折れたバルスカで斬る流れはなかったですね。ここでオープニングテーマが。そしてカズキはパピヨンにとどめはささず、パピヨンホムンクルスではなく「蝶人」として新たな人生(?)を生きることに。錬金戦団は活動を凍結、ヴィクターも人間に戻ったが娘と同じホムンクルスになることを願い、共に月にいくことに。初めて感情を露にして泣き崩れるヴィクトリアの一コマは短いけれどピリオドでは一番の名シーンだと思う。そして最後は手を繋いで日常にもどるカズキと斗貴子さん、出迎える三バカ+三人娘。エンドロールはホシアカリでしたがなんとここでやらないと思っていたアフターをダイジェストで。コミック調というか単行本準拠で吹きだしもそのままで、途中はしょりつつではありますがカズキが給水塔の上にいる斗貴子さんに声をかけるところまで。そしてその声を掛けるシーンが1期EDの一シーンにリンクするという神っぷり。そこまで計算して作っているのであればすごいなぁ。「まっぴーのお兄さん恥ずかしすぎる」なプロポーズとかはなかったですがこっそり毒島の素顔も見せ、桜花の腹黒っぷりも見せ、二人の関係を端的に表しつつあそこまで綺麗に〆てくれるとは思いませんでした。
とりあえずこれで武装錬金全24話はこれで終了。最後のエンドカードはありがとう、心から。これは是非そのままスタッフに送り返したい言葉でもありますが。
全体の総括はまた後日。